ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

エンボロテリウムの編集履歴

2022-07-28 19:51:33 バージョン

エンボロテリウム

えんぼろてりうむ

約4000万年前から3500万年前に生息した奇蹄目ブロントテリウム科の哺乳類。

概要

始新世末期から漸新世前期のモンゴルに棲息した絶滅哺乳類で、属名はその角に因んで「大槌を持つ獣」を意味する。故に和名ではオオヅチサイとも呼ばれるが、系統的にはとは遠縁のブロントテリウムの仲間であった。


体長4m・体高2.5m・推定体重2t程の大型動物で、多くの近縁種と同様に柔らかい植物を好んで食べていた。

鼻の上の板状の角は70cmにもなるが、近縁種とは異なり鼻骨が発達したもので、 額の上にまでかけて一体となった装甲板を持っていた。恐らく雄の方が大きく発達し、同種同士でのディスプレイに用いられていたが、強度は脆かったので犀の角のように身を守る武器とはならなかった可能性が高い。


関連タグ

奇蹄目 ブロントテリウム 古生物

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました