概要
オヴィラプトロサウルス類に属する小型恐竜で、全長2mほど。
資料によってはカエナグナトゥス科だったりオヴィラプトル科だったりするが、どちらにせよオヴィラプトルの仲間。
「後ろ足のトカゲ」という名前は標本が足の骨だったことによるもので、それ以外の化石は部
分的な手足のみとごくわずか。このためオヴィラプトルに近い恐竜ということはわかっているが、全身の姿はよく分かっていない。
ちなみにこの足は足首が癒合して丈夫になっており、鳥に多少近い特徴もみられる。オヴィラプトルの仲間は原始的な鳥類に近いとされているので、鳥の親戚故と考えればこれも当然なのかもしれない。