メンバー
山本 浩司(やまもと こうじ、1979年6月22日 - )
新潟県新潟市出身。
身長172cm、体重63kg。
ツッコミ担当、立ち位置は向かって左。
実家は美容室を経営している。
ネタ中、時より関に対しボケのようなツッコミを入れたり、ボケて関にツッコまれるというパターンもある。
2011年頃からは特にボケる頻度が高まったことから、「元ツッコミ」と自称することもある。
小沢一敬(スピードワゴン)と仲がいい。
高校時代はサッカー部員(副キャプテンで新潟県大会ベスト4。)で、セルジオ越後を抜いたことがあると豪語している。
邦画・洋画問わず、映画をよく見ている。
自宅で観葉植物を育てている。
関 太(せき ふとし、1979年8月5日 - )
群馬県吾妻郡六合村(現中之条町)出身。
身長163cm、体重101kg。
本名:関 智大(せき ともひろ)
舞台衣装は年中半袖短パン姿。
ハチミツ二郎(東京ダイナマイト)主催の二郎会の主要メンバー。
芸風
大抵肥満体の芸人は、ボケ担当の相方にいじられる(三拍子など)という手法が主流だが、自身がボケ担当の関は、自らネタにしたボケをする(他に肥満側がボケのコンビとして響が存在する)。
過去には、登場時のツカミとして、関が「がんばれ半袖、負けるな短パン!」と言っていた。(2008年M-1敗者復活戦では言っていたが、2009年M-1敗者復活戦では言っていない。)
関のオタク系みたいな印象からか、ドラゴンボール、クマのプーさんなどのアニメネタが多かったが、近年ではそういった傾向は薄れている。
漫才の主旨への引きが「俺の架空の彼女がさぁ……」の関の発言で始まるネタがあったが、近年は見られない。
関がヒューマンミスのボケに対し、水戸黄門のうっかり八兵衛からとって「ハチベェ、ハチベェ」といっていた。
関がネガティブな状態になり凍える。そして「体が寒いんじゃない。(露出している腕を摩って)ここが寒いんだ」とボケる。
ネタ中に関の体型ネタを多用する。主な例として、途中から食べ物が出てくる、力士のように接近してくるなど。
山本の顔の長さをいじることもある。
2005年の第5回M-1グランプリのファイナリストであり、以降敗者復活戦の常連であったことから、漫才師としての印象が強いが、過去に発売されたDVDに収録されているネタのボリュームは、むしろコントに偏っている。
エピソード
コンビ名の中の「3号」は関が一日に食べるご飯の量(3合)からついたらしい。「タイムマシーン」の方は弾みでつけた。
「関 太」はハチミツ二郎(東京ダイナマイト)が命名して、芸名を変更した。
同じ事務所所属の歌手松浦亜弥には、年齢も芸歴もタイムマシーン3号のが古参であるにもかかわらず、番組出演などで同席するとしばしば素の対応をしてしまい、「松浦亜弥さん」とさん付けで呼ぶ。
DVD「青春18キック」に収録されているギターを弾き歌う二人の特典映像に、当時の山本の恋人が映っている。
同期のオードリーやナイツと比べると知名度はやや低いため、2010年12月14日放送の「ロンドンハーツ」で田村淳からは「無名な芸人」、彼女がいるが二股行為を行うかを実験した山本を「芸人ではなく、あくまで一般人として見るように」と言われている。
賞レースの戦績
爆笑オンエアバトル
2009年2月19日放送の爆笑オンエアバトルにおいて20連勝を記録。これは流れ星の20連勝に並び、歴代1位の記録(流れ星は無敗の連勝記録であり、オフエア経験者では最長)。
また同放送分において、オーバー500の獲得数が9回となる。これはパンクブーブーの11回に次ぐ記録であり、歴代2位の記録。
爆笑オンエアバトル第9回チャンピオン大会では、1位のNON STYLEとボール2個差でチャンピオンを逃した。ちなみに、この大会でネタを披露した直後、関は審査員に対し本音交じりの冗談からか「一ヶ所でも面白くないところがあったらボールを流さないでください。お笑い界のレベルが下がります」と発言をしていた。
M-1グランプリ
M-1グランプリは第5回大会(2005年)で初めて決勝進出。審査員の渡辺正行からは「漫才のテクニックはあるんだけど、デブネタ一本通しなのは厳しい。見た目だけのネタになっちゃうので、もうちょっと発想とか、捻りとか、展開が欲しかったですね」、中田カウスからは「ネタを細かく細かく繊細に積み上げていましたが客席の盛り上がりに欠けていた」、と評され、結果は7位だった。また、この年からスタジオが変わったためにハプニングが多く、得点発表の際、前の順番だった品川庄司の得点を表示してしまったため、メンバーは崩れ落ちるほどショックを受けてしまい、本当の得点が再度表示された時には「あぁ…。これが現実ですよ…。儚い夢でしたよ」と、完全に諦めているようなコメントをしていた。ちなみに、このハプニングの箇所はDVDではカットされているため、まるで最初から結果を諦めていたかのようになっている。大会委員長の島田紳助からは「来年、再来年に期待したいですね」と激励されたがその後は一度も決勝進出できなかった。
しかし漫才師としての実力は高く評価されている。第7回M-1グランプリで準優勝したトータルテンボスはよしもとオンラインにて、2010年度のM-1決勝進出者を見て「なぜ毎年タイムマシーン3号がM-1決勝にいけないのか分からない。スベる訳がない」と語ったほど高く評価した。その後、M-1リターンズ2010に出演した。
出場資格が「コンビ結成15年以内」に変更され、ラストイヤーとなった第11回大会(2015年)では10年ぶり2度目の決勝進出した。8番目で登場し、「言葉を太らせる」という漫才を披露し、会場を大いに沸かした。多くの審査員から高得点をつけられるも徳井義実(チュートリアル)からは最下位のハライチを下回る「88点」をつけられた。それが影響したのか、その時点で2位だった銀シャリ(818点)に2点及ばず816点で暫定3位となる。その後の敗者復活のトレンディエンジェルに抜かれてしまい、4位に終わった。
オンバト+
2011年7月の第1回チャンピオン大会に出場し、最終戦のファイナリストとなるが、惜しくもトップリードに破れて2位に終わる。
2012年3月の第2回チャンピオン大会に出場し、最終戦のファイナリストとなり念願の初優勝を飾る。ちなみにオンバト+第2回チャンピオン大会では井下好井と獲得キロバトルが同じであったが最高キロバトル数が井下好井のほうが上だったため、視聴者投票1位としてシードエントリーとなった。
キングオブコント
2010年、2012年と準決勝までは進出するが、決勝には至らず。
2013年~2015年はエントリーしていない。
2016年は4年ぶりに出場し、決勝進出を果たす。結果は4位(ファーストラウンド445点、ファイナルステージ448点、計893点)。
2018年にも出場するが準々決勝で敗退。
芸歴
2000年5月頃 東京アナウンス学院のクラスのあまり者同士でコンビ結成。
2003年 第3回M-1グランプリ 準決勝敗退。
2004年 第2回お笑いホープ大賞決勝進出。
2004年 第4回M-1グランプリ 準決勝敗退。
2005年 第3回お笑いホープ大賞決勝進出。
2005年4月16日放送の爆笑オンエアバトル(NHK総合)では東京収録最高記録の537KBを獲得。
2005年10月1日放送の爆笑オンエアバトルの、山口県で行われた大会では、ますだおかだ以来、番組史上2回目の満点となる545KBを獲得した。また、同日に4連続オーバー500も達成した。
2005年 第5回M-1グランプリ(2005年12月25日放送)では初の決勝進出(7位)。
2006年 第6回M-1グランプリ 準決勝敗退。
2007年 爆笑オンエアバトル第9回チャンピオン大会ファイナル2位。
2007年 第7回M-1グランプリ 準決勝敗退。
2008年 爆笑オンエアバトル第10回チャンピオン大会ファイナル4位。
2008年 第8回M-1グランプリ 準決勝敗退。
2009年 爆笑オンエアバトル第11回チャンピオン大会ファイナル2位。
2009年 第9回M-1グランプリ 準決勝敗退。
2010年 第9回漫才新人大賞優秀賞受賞。
2010年 キングオブコント2010 準決勝敗退。
2010年 第10回M-1グランプリ 準決勝敗退(予選12位)。
2011年 オンバト+第1回チャンピオン大会ファイナルステージ2位。
2012年 オンバト+第2回チャンピオン大会 優勝。
2015年 M-1グランプリ 決勝4位
2016年 キングオブコント2016 決勝4位
出演
テレビ番組
爆笑オンエアバトル(NHK総合)戦績21勝1敗 最高545KB(パーフェクト達成)
第7回チャンピオン大会 ファイナル4位
第8回チャンピオン大会 ファイナル7位
第9回チャンピオン大会 ファイナル2位
第10回チャンピオン大会 ファイナル4位
第11回チャンピオン大会 ファイナル2位
オンバト+(NHK総合)戦績7勝0敗 最高533KB
第1回チャンピオン大会 ファイナルステージ2位
第2回チャンピオン大会 優勝
メンB(日本テレビ)
登龍門F(フジテレビ)
黄金鷲団(東日本放送)MC
E娘!(TBSテレビ、2006年10月12日)
笑いの金メダル(朝日放送)
元祖!でぶや(テレビ東京)
カンニングの恋愛中毒(GyaO!)
くるくるドカン〜新しい波を探して〜(フジテレビ)
爆笑レッドカーペット(フジテレビ)キャッチコピーは「チャーシュー漫才」→「脂ギッシュコント」
新春ピンクカーペット(フジテレビ)キャッチコピーは「チャーシュー漫才」
エンタの神様(日本テレビ) キャッチコピーは「笑いのミニどんぶり」(しかしなぜか番組公式サイトには紹介されていない。)
エンタの天使(日本テレビ) キャッチコピーは「迷える結婚相談所」
林家三平ものがたり おかしな夫婦でどーもスィマセーン!(テレビ東京)関のみ、林家こぶ平役
ゼベック・オンライン(TOKYO MX、2004年11月8日)
メントレG(フジテレビ、2008年5月25日)
ぐるぐるナインティナイン(日本テレビ、2008年)
お笑いDynamite!(TBSテレビ、2007年・2008年)キャッチコピーは「年中無休の真夏スタイル」
Touch! eco 2008 明日のために…55の挑戦?スペシャル(日本テレビ)
Hi! Hey! Say!(テレビ東京)関のみ
お笑い図鑑 ハマヌキ(tvk)
ザ・イロモネア(TBSテレビ)『ゴールドラッシュ』に出場し、見事3週目を勝ち抜きイロモネア出場権獲得。しかし1stステージ敗退。
派遣のオスカル〜 『少女漫画』に愛をこめて(NHK、2009年9月25日、漫画家役)関のみ出演
笑いがいちばん(NHK総合)
お台場お笑い道(フジテレビ)
お願いランキング(テレビ朝日)
ファミレストーク王決定戦(フジテレビ)
キズナ食堂(TBSテレビ)関のみ
半分エスパー(フジテレビ)
ショーバト!(日本テレビ、2010年8月24日) - 「ミニバト!」に出演
ロンドンハーツ(テレビ朝日、2010年12月14日)
東京・超人クラブ(あっ!とおどろく放送局、2011年2月24日・5月19日)
ハピくる!(関西テレビ、2012年1月30日)
ぶらかるちゃ(J:COMチャンネル、2012年2月8日、15日)
スマホ戦隊!!ウイルスバスターズ (ニコニコ生放送、2012年3月27日)
みんなDEどーもくん(NHK・BSプレミアム、2012年4月8日~)
スマイル!(NHK・Eテレ、2012年4月12日~)※関のみ出演
ジャガイモン(CSテレビ朝日、2012年4月26日)
有吉の壁(日本テレビ)レギュラー出演
テレビアニメ
ルビー・グルーム(カートゥーン ネットワーク)声の出演(山本:フランク役、関:レン役)
ラジオ番組
2COOL!水曜(東海ラジオ、2007年・2008年)
RADICAL LEAGUE月曜 タイムマシーン3号〜I'm HUNGRY?〜(FM-FUJI、2006年4月3日 - 2009年3月)
タイムマシーン3号のオールナイトニッポンR(ニッポン放送、2006年1月13日)
まいとたいむ(RKBラジオ、里田まいと共にパーソナリティを務める)
ASIAN美少女5on5(有線放送)
DREAM STAGE(FM-FUJI、2009年4月 - 2010年3月27日)
NEVERMIND!! 月曜 タイムマシーン3号の代々木マンデーズ(FM-FUJI、2010年4月5日 - 2010年3月28日)
K・WEST ENTAME GENERATION 木曜(bayfm、2010年10月4日 - )
YOYOGI PIRATES 月曜 タイムマシーン3号のやりすぎマンデーズ(FM-FUJI、2011年4月4日 - )
れいなたいむ(RKBラジオ、田中れいなと共にパーソナリティを務める、2012年4月7日 -)
イベント
就活生のためのSNS「JOB-SHIP」の就活ひとやすみ交流会(2006年3月20日)http://www.job-ship.jp/
CM
ほのぼのレイク(ふかわりょうのレギュラーの座を脅かす若手コンビ役・夏川純の合コン相手役)
浜名湖自動車学校
その他
AbemaTV 「にじさんじのくじじゅうじ」出演 (2018年10月17日 - 2019年3月27日)
DVD
「青春18キック」(2005年3月25日、ジェネオン エンタテインメント)
「マジ☆ワラ」vol.5(フォーサイド・ドット・コム)
「メリッサに恋して」(2006年9月6日、ソニー・ミュージックディストリビューション)
「メトロ鉄道の夜」(2011年2月2月23日、よしもとアール・アンド・シー)
「ひまわり畑でつかまえて」(2012年2月22日、よしもとアール・アンド・シー)