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編集者:touji
編集内容:成り立ちについて

概要

本作の舞台である世界。

雄大な自然が広がっており、機神の大剣と腹部が穿たれたインヴィディアの巨神獣が聳え立つ。

巨大な原生生物や軍隊が生活している”鉄巨神”(コロニー)が存在する。

ケヴェスアグヌスという2つの国家が日々戦争を繰り広げており、おくりびとのノア曰く「生きるために戦い、戦うために生きる」過酷な世界とのこと。

と、いうのも、この世界では、お互いから奪った命(エーテル)が生きる為に欠かせない資源であり、それは自力や自国内では決して賄う事が出来ない為。

加えて、この世界に生きる殆どのヒトは、どんな種族も親から生まれた真っ当な生命ではなく、 10歳の心身で生み出され、20歳ごろに寿命を終え消滅する運命にあり、執政官の支配・管理の元、長きに渡りそうしたサイクルが繰り返されてきた。

この世界の成り立ち

作中で「真のアグヌスの女王」やメビウスの首領ゼットの語ること、更に『2』でプロフェッサー・クラウスが語ったことを総合し、一体何が起こったのかをまとめると以下のようになる。

  • 作中時間ではるかな昔:人々の争いにより地上を焼き尽くし宇宙にまで及んだデバイスを用いた争いが続いており、これに失望したプロフェッサー・クラウスが世界が変わると信じて第1軌道ステーション・ラダマンティスにて「ゲート」を起動、相転移実験を強行。世界が「巨神界と機神界の世界」と「残された世界(後のアルスト)」に分かれる。
  • 上から1万年ほど後:「巨神界と機神界の世界」でシュルク一行によりザンザが討たれて「神なき世界」になる。また、同時期にクラウスがレックス一行と出会い、長きにわたる絶望の中で世界と人類に希望を見出せたことで、ゲートの消滅と同時に彼の最後の手向けとしてアルストの雲海が晴れて巨神獣が大地となり、アルストの民は「楽園」に移住する。(『1』『2』本編の出来事)
  • 上から数十年ほど?後:この2つの相反する性質を持つ世界が引き合っている、そして衝突の際には消滅することが判明する。「神なき世界」の統一国家であるケヴェスの女王メリア・エンシェント、「楽園」の統一国家であるアグヌスの女王ニアは両世界の未来を残すため方舟「オリジン」を建造する計画を開始(「オリジン」計画にはかつてニアと共に歩んだノポン族の技師トラも関わっているものと思われる)。両世界の叡智を結晶し運命の日までにオリジンの建造は完了する。
  • 両世界が衝突する日:衝突する瞬間に、未来を恐れ永遠の今を求める想いが「ゼット」として具象化。ゼットはメリアを捕らえてオリジンのシステムを掌握、世界を停止させアイオニオンを生み出す。ゼットは配下のメビウスを生み出し、現在の世界の形を作る。
  • メビウスに対抗する者たち:六氏族と呼ばれる6つの家系の始祖ともう一人がメビウスに抗い闘いを挑み続ける。彼らの子孫たちはゼットが定めた10年の寿命という呪縛に縛られることなく、人間本来の一生を営むことができる体を維持し、大剣内部に「シティー」を築く。また、六氏族の始祖は「ウロボロス」の始祖でもあり、ゼットの支配から逃れるため、かつてのアルストの世界に存在したブレイドのコアクリスタルとオリジンの欠片を反応させることで生まれるウロボロス・ストーンを生み出し、ウロボロスとなった。
  • ゼットが掌握するアイオニオン:アイオニオンはゼットの理そのものであり、メビウスはこの止まったアイオニオンの中でしか生きられない。そのため、人々が未来を拓くことでメビウスや世界が消滅することを拒み、性知識による生殖行為もなく10年という寿命の中だけで兵士たちを戦わせ、亡くなった者の命をメビウスの糧としメビウスのみが永遠に存在し続けられるように仕向ける。さらに亡くなった兵士たちは記憶を失って再生され再び兵士として生まれるという、メビウスの餌として存在し続けることを余儀なくされる。ケヴェス、アグヌスの女王本人たちの姿は消え、メビウスが機械仕掛けの女王を操ってケヴェスとアグヌスの戦争を仕組む。
  • 作中時間不明:自身の力がゼットに通用しないため隠れていたニアがエムに接触。自分が隠れる天空の砦への鍵と言葉を託し、眠りにつく。ニアは眠りながら、自分のコアクリスタルとオリジンの欠片を反応させウロボロス・ストーンを作り地上に落としていた。その後はシティーの人間がストーンを探索し、シティー内部の人間たちの中からウロボロスとなれる6人を一定期間ごとに選出し、ゼットやメビウスたちに対抗しようとする。
  • 本作開始後:ウロボロス・ストーンを発見し回収しようとしたシティーのゲルニカ・ヴァンダム、ズオ、ユウ、シャナイアらだったが、メビウスは妨害のためケヴェス、アグヌスを介して特殊部隊を編成し送り込みストーンを奪おうとする。ヴァンダムがケヴェスのノア、ユーニ、ランツ、アグヌスのミオ、タイオン、セナの6人が異変を感じながら争っているところを目撃すると、彼らにストーンの力を与えウロボロスとし「シティーを目指せ」と告げる。ウロボロスとなった彼らは、人間本来の性や命について触れ始める。その一方、メビウスにとってアイオニオン開始以来からの脅威であるウロボロスが覚醒したため、ケヴェス、アグヌスの両国にこの6人の主人公たちに対する抹殺命令を下した。
編集者:touji
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