概要
正確には20歳未満の正妻のことを指す。
そのため必ずしもロリ妻を指す用語ではなく、女子大生くらいでも20歳未満なら幼妻である。
世界史においては、寿命の短さと成人扱いの早さもあって幼女を妻とすることは珍しくなかった。
イスラーム教の開祖であるムハンマド・イブン＝アブドゥッラーフは9歳のアーイシャを妻としている（アーイシャの結婚年齢については諸説ある）とある。
また、同様の理由で日本史においても、現在では考えられないほど若い頃に結婚を行うこともあった。
第二次世界大戦前の日本でも(三木露風作詞・山田耕筰作曲の『赤とんぼ』原曲に相当する大正10年に発表された歌詞に有る）「15で姐や(ねえや)は嫁に行き」同様、女性は「尋常高等小学校卒業→お裁縫などを学ぶ洋裁学校進学→お見合いにて15に結婚」が当然であった。男性ともなると「尋常高等小学校卒業→丁稚奉公→適齢期にお見合い結婚」という人生であり、大正生まれの高祖父・高祖母や昭和生まれの祖父・祖母と直に接して幼少期を過ごした世代は「幼妻」に心理的抵抗がまったく無い。
ただし、現在の日本では、結婚可能年齢は18歳であるため、18歳にならないと男女ともに法律上結婚できない。ちなみに、成人年齢引き下げにおける法改正によって１８歳以上なら片親どちらかの同意は必要なくなった。
