悪友トリオ
あくゆうとりお
概要
『Axis Powers ヘタリア』関連の作品の中で、
プロイセン、フランス、スペインの三人が、メインとなっている作品に付けられるタグ。
作品は一般向けから腐向けまで、全てを含む。
腐向けの場合はタグとタイトルに明記すること。
名前の由来は、本家漫画「オーストリア継承戦争」にて、スペインとフランスは悪友同士だと述べられていたことと、 同漫画の解説に「プロイセン・フランスがタッグを組んで悪友スペインを道連れにし」という一節があったことから派生。
史実的に考えればプロイセン&フランス&(フランスの悪友である)スペインと考えるのが自然だが、あくまでヘタリアである為プロイセンも悪友の一員であると解釈することもでき実際どうかは不明である。
今のところプロイセンが、フランス&スペインの「悪友」と明言されたことはなく、三人で悪友らしいこともしたことはないため、あくまで非公式な関係のトリオ名である。
継承戦争以外でのプロイセンと他二人の結びつきはあまり強くない。
その後にUPされた「七年戦争」では、外交革命によりフランスはオーストリアと友達(同盟)となり、プロイセンと戦っている。(イギリスの敵はフランスの味方ですから。)
実際公式にある史実関係の漫画では、継承戦以外でこの三人が一緒に描かれたことはない。
また、プロイセンは昔(継承戦よりあとの時代で)フランスに散々惨めな思いをされられているためか、基本的にあまり好ましく思っておらず、現代ではフランスの料理の腕前だけは認めているという設定になっている。
スペインとプロイセンの二人は、俺様ブログにてコメント・返信をし、数枚のイラスト・落書きでの共演を果たしたりしており、今のところこれと言って仲が悪い描写はない。
スペインとフランスは言わずもがな、公式で幼馴染で腐れ縁の悪友であり一緒によく騒ぎを起こしているので(四月馬鹿など)普段から仲が良い。
フランスとプロイセンが二人だけで話している場面は今のところ、6巻の『俺様偉人伝』でフランスがプロイセンを馬鹿にしていたり、フランスがプロイセンの喉元にナイフを突き付けて喧嘩している場面のみである。
会話ではないがエイプリルフールの時にプロイセンから「領土を寄越せ」というメールが来た際には、「だからドイツ人嫌いなのよ」とフランスが返信している。
2013年11月01日の本家サイトで載せられた『ハロウィン漫画』では、過去にフランスとスペインが一緒に騒ぎを起こしたり、プロイセンが1人でサイトジャックをしていたりと、三人とも周りを巻き込んでふざけた事がある為に、ハンガリーから『三バカ』とひとくくりにされていた。
11月14日の夜中に更新されたページでは、フランスの奢りで酒を飲みに行くかどうか話していた。
プロイセンがスペインとは仲が良いがフランスのことは嫌いという公式設定があるため、この三人を「仲睦まじいトリオ」として扱うことに抵抗を覚えるファンもいる。
逆に本家において彼らが一緒にいる場面が増えたことにより、悪友コンビ&野菜コンビはもちろん、派手コンビも今では普通に仲が良い友人同士であり三人を「仲良しトリオ」として扱っても問題ないと主張するファンもいる。
ただ、ハンガリー(プロイセンが嫌い)や、フランスとイギリス、ギリシャとトルコなど、嫌いと明言している相手とも普段から普通につるんだり、酒を飲みに行ったり、何なら風呂に一緒に入ったりしている連中がいるため、一概に一緒に行動している=仲が良いという事にはならないのがヘタリアである。
(公式でこの三人が仲が良いと言われたことはない)
三人で悪友らしいことをしたことはないので、二次創作によくある「三人で悪巧みをしてよく騒ぎを起こしている」のはすべて創作である。
作者が関わっている作品に於ける「プロイセン・フランス・スペイン」
「おそうじプロイセンさん」
本家で配布された「おそうじプロイセンさんバージョン2」(通称・クソゲー)のおまけにて、この3人が登場。
ドラマCD
作者脚本の「親分CD」で継承戦争のころの新しい話が追加され、大体この時代(ちびロマーノがいるのでもしくは少し前)のころと思われるフランスとプロイセンがスペインの家の食事に気楽に押しかけてくる描写や、スウェーデンの目的を聞き出すのに3人で対応する話がある。
コミックバーズ
コミックバーズの付録(画集Arte Stella Piccoloの掛け替えカバー)ではこのトリオの描き下ろしイラストが使用された。
他商業作品に於ける「プロイセン・フランス・スペイン」
キャラソン・ドラマCD
2012年にはこの3人によるキャラクターソング、『ほとばしれ情熱』が発売。
「ヘタリア×羊でおやすみシリーズ」の「Vol.6 悪友とおやすみ」において、互いに羊を数えあうフランスとスペインに割って入るようにプロイセンが乱入している。しかし、この作品の時代設定が継承戦争の頃であり、プロイセンも各トラックのラストに少ししか登場していない。
(ちなみに「ヘタリア×羊でおやすみシリーズ」のシナリオは作者が書いたものではないので注意。)