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赤星憲広の編集履歴

2022-08-28 17:49:40 バージョン

赤星憲広

あかほしのりひろ

元プロ野球選手(外野手)。右投左打。

概要

愛知県刈谷市出身の元プロ野球選手。ポジションは外野手で主にセンターを守っていた。

2000年にドラフト4位で阪神タイガースに入団。背番号は「53」。

俊足と広い守備範囲で阪神の二度のリーグ優勝に貢献した。生涯盗塁数は381である。

気が短い性格で、チームメイトからはチャッカマンと呼ばれていた。


2003年からはその年の盗塁数と同じ台数の車椅子を施設などに寄贈していた。

引退後も「赤星基金」を設立し、引き続き車椅子の寄贈を行っている。


長らく首の怪我に悩まされていたが、2009年9月12日の横浜ベイスターズ戦において、ダイビングキャッチで捕球を試みた際に頸部を痛め退場となる。結果的にこれが選手として最後の雄姿となった。

かねてから、福本豊は赤星のダイビングキャッチについて、即刻辞めるべきだと度々苦言を呈しており、その不安が的中してしまった。


その後、球団から引退勧告を受けたが、リハビリに励み復帰を目指していた。しかしながら、本人の想像以上に状態が悪く、医師から「命の危険もある」と告げられたこともあり引退を決意。

引退会見では、負傷を招いたプレーについて「飛び込んだこと自体に後悔はないが、打球を取れなかったことには後悔している」といった趣旨のコメントを残している。


現在は解説業を務めている。


プレースタイル

元来の足の速さに加え「球界最速レベル」とまで言われた盗塁時のスピードを武器に、わずか9年の現役生活で5度の盗塁王を獲得した。

足の速さを武器にする選手は打撃に難があることも少なくないが、赤星は打率3割を複数回記録するなど決して足だけの選手ではなかった。ただし長打は極端に少なく、特にホームランは通算で3本だけである。


赤星式盗塁

元々盗塁を狙うあまり、盗塁数は最多であるが盗塁死が多くチームへの貢献度に疑問符が付くような選手が盗塁王になってしまうケースが多かった。

赤星氏は「たとえ100盗塁しても50回失敗すれば価値はゼロ」と言う趣旨の発言をしており、これをもとに「盗塁成功数-盗塁死×2」という計算式で表したのが「赤星式盗塁」とされる。

計算が簡単であり、成功率7割以上でなければ盗塁は無価値であるとするセイバーメトリクスの分析とも概ね合致することから、インターネット上を中心によく用いられている。


関連動画

入ってねえんだよこの野郎!

2008年5月24日の福岡ソフトバンクホークス対阪神戦にて、ヒーローインタビュー中の赤星が観客の「声が小さくて聞こえないぞ!」というヤジに対する反応。

基本的にビジターでのヒーローインタビューは場内放送されないため観客に聞こえないのは当然ではある。

なお、ネット上では「これ絶対入ってるよね」に対する対語などに使われることが多い模様。

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