CV:楠大典
概要
ダークアクシズと結託したラクロア出身の騎士で、翼の騎士ゼロと同じく風属性の精霊魔法を駆使する魔法騎士。
ラクロア騎士団に入れなかったことから、ラクロア王家と騎士ガンダムに恨みを抱きダークアクシズと結託、ラクロアを守る四神獣の一体で第三位精霊である「風のグリフォン」を無理やり屈服させて結界を崩し、ラクロア王国を壊滅に陥れた張本人。
性格は極めて傲慢であり周囲を見下しており、特に自身よりも実力の劣るゼロを「ヘタレ騎士」「弱者」と嘲笑している。
更に見下す対象は協力者であるダークアクシズでも例外ではなく、侵攻部隊最高司令官であるコマンダーサザビーに対しても尊大な態度が目立つ。
嵐の騎士という肩書きがあるように主に雷撃や強風などの大気系統の精霊術を駆使した強力かつ豪快な戦法が得意で、戦闘力も群を抜いており、劇中において幾度となくガンダムフォースを苦戦・窮地に追い込んでいる。さらに四神獣グリフォンと融合しグリフォントールギスへとパワーアップ可能。
主な配下
- 闇の魔導士デスサイズ
トールギスに使える魔道士。
その正体はダークアクシズの最高幹部の一人にしてラクロア王国壊滅の真の黒幕。
- 轟雷の騎士メリクリウス
ダークアクシズの侵攻以前に起こした反乱に失敗し、双子の兄弟であるヴァイエイトと共にラクロア地下深くのダークホールに封印されていたが、トールギスによって封印から解かれたことで彼に忠誠を誓った雷を自在に操る風系の魔法騎士。
- 暴風の騎士ヴァイエイト
双子の兄弟であるメリクリウスと共に封印されていたが、トールギスによって復活し、彼の部下になった風を操る力をもつ風系の魔法騎士。
- ポーンリーオー
トールギスの配下で働く兵士たち。ダイスを魔法で兵士に変えているため、魔法が解けるとダイスに戻ってしまう。
劇中での動向
表向きの支配者としてラクロア王国を支配していたが、コマンダーの指示でS.D.G.の面々と対決するも彼らに敗北。
激戦の末にダークホールに落とされた。次は配下のヴァイエイトとメリクリウスを引き連れ、精霊の卵強奪とガンダムフォースに敗北した雪辱を果たすためネオトピアに来襲、キャプテンたちを結界に閉じ込め完膚なきまで圧倒する。しかし今度はグリフォンより高位のフェザードラゴンと合体したゼロカスタムによって彼等もろともミノフス境界へ追放される。
ミノフス境界では意識不明の状態に陥っていたが、デスサイズによって意識を取り戻す。デスサイズの策略に嵌まり、魔剣エピオンを手に入れガンダムフォースに再戦を挑む。しかし力に取り込まれ彼を依代に魔剣の正体である狂戦士エピオンへと変貌。倒された後は重傷を負いながらも分離して生還する。その後、峡谷で倒れていたところを爆熱丸と合流し、しばらく彼と行動を共にする。
ガンダムフォースへのせめてもの償いと自身をそそのかしたデスサイズへの報復のため、最期はフェザードラゴンを助けるために最後の魔法による自爆で結界を破壊し散っていった。