皆も、勿体無いお化けが出んようにしとるかのぉ(和尚の台詞)
概要
野菜(人参・大根・キュウリ・ナス・サヤエンドウ・麦の穂)の頭部を持ち、紫の紋付き着物を着ている。
「オラ大根きらいだ」「オラ豆嫌いじゃ」「オラ魚嫌いだぁー」「オラ人参大嫌いじゃー」と野菜や魚を粗末に扱う寺の小坊主共。
その夜。
寝静まった彼らの枕元に現れて、「もったいねぇ~」「もったいねぇ~」「もったいねぇ~」と驚ろ恐ろしく小言に近い説教を小僧共に言い続けた。翌日、寺の和尚はその事を知り「もったいないお化け」が現れたのだと説明し好き嫌いなく食べなければ再び現れるだろうと諭し、以降は全て残さず食した事で2度と現れる事は無かったと云う。
2004年に環境分野で初めてノーベル平和賞を受賞したケニアの環境保護活動家ワンガリ・マータイが日本語「もったいない」を啓蒙していることが影響し、もったいないお化けも再注目され、環境問題の取り組みやブログ等で多数採り上げられている。
尚、このCMには「まんが日本昔ばなし」のスタッフ(中田実紀雄プロデュース、常田富士男と市原悦子のナレーション)が起用されている。また、auのCMにも同名のCGキャラクターが登場するが、全く関係ない。