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オフィーリア(モンスト)の編集履歴

2022/09/06 14:21:45 版

編集者:マリエル

編集内容:加筆しました

「二度と戻らぬ愛したお方…優しいお声が聞こえるの」(獣神化前)

「彼との逢瀬を邪魔する者は、冷たい冷たい水の中…」(獣神化)

概要

ゲーム「モンスターストライク」にて通常イベント「Demon's Opera2(デモンズオペラ2)」から実装された水属性星6モンスター。シェイクスピア四大悲劇のうちの一つハムレットに登場する令嬢「オフィーリア(オフェーリア)」をモチーフとする。

性能

撃種/戦型/種族貫通(ゲージ有り)/スピード型/魔人
アビリティ超AGB/超反風/弱点キラー/ゲージ倍率保持+アンチブロック
友情コンボ8方向炸裂弾/超強防御ダウンブラスト
SSスピードとパワーがアップ&ヒットした敵の弱点をすべて出現させる

2022年6/17(金)12:00~7/2(土)11:59に開催された期間限定ガチャ「モンストブライダル2」にて実装されたモンスター。性能は以下の通り。

撃種/戦型/種族貫通(ゲージ無し)/スピード型/魔人
アビリティMSL/反魔法陣/光キラー/SSチャージ
友情コンボコピー/超強防御ダウンブラスト
SSスピードとパワーがアップ&味方がふれるとスピードがアップする状態になる

※該当記事も参照のこと

「ハムレット」にて

主人公であるデンマーク王国王子ハムレットの恋人で侍従長の娘。当人同士は愛し合っていたものの身分違いの恋をオフィーリア自身の父兄に猛反対され、ハムレットと会話することを禁じられる。そんな中ハムレットは発狂したので、オフィーリアとの恋愛からくる苦心だと思い込んだ父から探りを入れるよう指示され従うも、ハムレットには罵声を浴びせられ(※)苦悩するようになる。その後、父の死によってついに発狂してしまい、最終的には水死する。(※2)その死を知ったハムレットは憤る。

(※)女性蔑視じみた発言(「修道院に入れ!」は有名)。さまざまな解釈がされているところだが、どんな解釈をしたとしても結ばれようとしていたハムレットに言われたオフィーリアにとってはショッキングな言葉である。だが、オフィーリアも父兄の命令にそのまま従ったり、ハムレットの女性への失望の胸中を押し測ることができなかったりする。この発言は母の一件で女性観が崩れてしまったハムレットの最大限の愛情だったのだが、オフィーリアは酷い言葉をその通りに受け取ってしまい、ハムレットは自分への愛情を失ってしまった、発狂してしまったのだと思い込む結果になる。

(※2)シェイクスピアは描写していないが、そのシーンは「ミレーのオフィリア」として度々描かれてきた。ゲームでの獣神化前のイラストはそのオマージュと思われる。

ちなみにハムレットの発狂は実は父の急死による悲嘆、その1ヶ月後には叔父と再婚した母への失望、そしてそれらを権力とハムレットの母を望んだ叔父が仕組んでいたことに対する怒りを隠すための演技であり、また、オフィーリアは知ることはなかったが父の死因はその人影を叔父と勘違いしたハムレットによる刺殺である。つくづく不憫なオフィーリアである。

こう書くとハムレットが少し悪いように聞こえるが、そもそもの原因はハムレットの叔父である。この叔父は優秀な兄に嫉妬した挙句に毒殺し、傷心に付け込んで妃を早速口説き、誘惑し王の座についたのち、2ヶ月経っても喪に服すハムレットをなぜそんな浮かない顔をしているのか問うたり、ハムレットの演技に勘づき危機感を感じて自分の手を汚さずに近隣国の王に処刑させようと親書を書いたり(失敗)、オフィーリアの兄を唆して毒殺をカモフラージュするための決闘をハムレットとさせたり(成功)ので割とやりたい放題である。それに対してハムレットは描写内では(タイミングの問題もあって)謀殺を逆手に取った殺人しかしていない。

見てわかる通り、オフィーリアは殆ど復讐の本筋に関係してこない。あくまでオフィーリアは復讐劇に巻き込まれた文字通りの「“悲劇”のヒロイン」だったのだ。

オフィーリア(モンスト)の編集履歴

2022/09/06 14:21:45 版

編集者:マリエル

編集内容:加筆しました