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日本経済新聞の電子版に2011年から連載、連載では全7話だったが2012年に単行本として同社から発売される際に1話を追加し、全8話となる。

2016年2月集英社から文庫版が発売された。

概要

大手電機メーカー「ソニック」(※ドラマ版では「フロンティア」)グループの中堅電機メーカー「東京建電」を舞台に、社内・社外のそれぞれの事情が積み重なっていく中で数々の不祥事が起き、それぞれの立場から対峙していく。

タイトルである「七つの会議」とは、「特定の、7回行われた会議」のことではなく「ごくありふれた、日常的に行われているたくさんの会議」のことである。

テレビドラマ

2013年7月からNHK土曜ドラマ枠で全4話放送。

主人公を演じた東山紀之の「白髪が目立ち、ひげも濃くなった」姿は、かつて少年隊で見せた王子様的なキャラクターからは想像できない、リアルな中年男そのものであった。

映画

2019年2月1日に東宝の配給で公開された。主演は野村萬斎。スタッフやキャスト、脚本家も日曜劇場で池井戸作品を担当したことがある面々が集結した。

なお、2022年に木下ほうかが不祥事を起こしてしまったことで、騒動以降の地上波放送の際は彼の出演部分をカットしている。

関連項目

池井戸潤 - 原作者

鉄の骨 - 2010年にNHK土曜ドラマで映像化。

半沢直樹 - 2013年7~9月にTBSの日曜劇場で映像化。

吉田鋼太郎 - 「七つの会議」に出ていたのに、終わった途端「半沢直樹」にも出ていた俳優。