概要
Underatale風戦闘MADとは、Underatale風の戦闘を模したMADムービーのことである
MADムービーとは、既存の音声・画像・動画(アニメーション)などを個人が編集・合成し、再構成した二次創作物で、主にファン活動の一環として作られているもののことを指す。
しかし最近では、MADというものの攻撃方法はもちろん立ち絵(sprite)や攻撃につかうsprite、コマンドまでもが自作になっているのである
そして、一番は
Genocideルートの戦闘、しかもSans戦を模したMADが相当多いのである
しかしそれだけSansが人気だと取れるためそんなMADでも楽しく見よう
最初のUndertale MAD
本当に最初のMADはわからないが、一番知名度が高く、一番古いMADはUndertale:Disbeliefだと思われる
その人気さ故Disbeliefの派生はもちろん、Disbeliefのような戦闘の流れが元と思われるMADやゲームも数多く見受けられる
日本で一番有名なMAD製作者
話は逸れるが、日本で一番有名かつ現在も活動しているMAD製作者は誰だろうか
殆どの人が「朱印豆腐`s Industring lab [SIL/シル] 」と答えるだろう
SIL氏のMADは今はとてもクオリティが高く、現時点で最新のMAD「undertale:Avenge Of Ghost ナプスタブルーク戦」では、独自のソウルがあったり登場するspriteも殆ど自作だという(あるいは模写)
ソウルの動きなども参考になるので高クオリティなMADを作る参考としてみてはいかがだろうか
ちなみに、編集ソフトはのちのち説明するAviUtlである
主に使われるアプリ・ソフト
キネマスター
android・IOSで配信されているアプリ
簡単な動画・MADはもちろん、のちのち説明するPCの動画編集ソフト「AviUtl」を超えるほどのクオリティを出せることもある
しかし欠点は動画が長くなるほどラグくなる、端末によっては使える動画ファイルの数に限りがある、何の予兆もないデータ消滅、一部mp3やwavなどといったファイルが使えないなどの欠点がある
しかし操作は簡単なので、スマホやタブレットでMADを始めて作る人はまずこれを使ってみないだろうか
ALight_Motion
こちらもandroid・IOSで配信されているアプリ
そして簡単な動画はもちろん、「AviUtl」を超えるほどのクオリティを出せることもある
そして簡単にイージング(加減速移動の事)や変形などもできるので単調な動きにはなりにくい
他にもキネマスターやその他モバイル動画編集アプリにはない機能もたくさんある
しかし一方で、少し難しかったり、音声ファイル(動画内音声含む)の最初の音が途切れたり、何の予兆のないクラッシュ、文字やクリップにボーダーやグラデーションを追加したときのパフォーマンスが急激に下がるなどといった不具合もあるが、今はもう改善されているものもあるため使ってみないとわからない
AviUtl
先ほどからちょくちょく名前が出ている、動画に関することなら何でもできる、拡張性の高い動画編集ソフト...それは...
AviUtlである
これは高クオリティなMAD編集者のほとんどが使っているであろうソフトである
さっき言った通り、非常に拡張性が高く、「Lua言語」からなる「Plugin」や「script」を使ってもともとのAviUtlにはない便利機能やエフェクトを追加することができる
そのため、Undertale風戦闘MADにだけに限らずPV動画や他のMAD動画にもよく使われる
そして、完全無料であるため趣味でPCで動画編集している人はほとんどこれを使っているであろう
一方欠点は、他のPC編集ソフトよりも操作が難しかったり、フルHD以上の画質の動画(1920×1080以上)は動作が重くなったりメモリやCPUが貧弱だと動画の画質がそこまで高くなくても20レイヤーほどで動作が重くなったりする
しかし画質はHD画質(1280×920)あれば十分なため、そこまで高くする必要はない
そして長い間更新がないので、新しい機能や修正などはほぼほぼ出ないに等しいが、有志の手によってバグの修正や機能向上、高速化など様々な機能を積んだPluginが開発されているので気になったら「patch.aul」で検索してみるといいだろう
MADを作るコツやソウルの挙動
モバイル動画編集アプリの場合
- 素材の画質を上げる
だいたい原寸大の8倍以上のサイズが望ましい
- 動画素材をあまり使わない
これはMAD編集者の間でよく言われていることなのだが、動画素材を使うとラグくなったりクロマキー跡が残るので極力使わない方がいい
使うにせよYouTubeで公開されている(特に画質が悪い物)は使わず自作が一番いいだろう
- 赤ソウルは200フレーム1ソウル分動く
- 斜め移動は250フレーム1ソウル分動く
- 青ソウルは150フレーム1ソウル分動く
- 斜めジャンプは200フレーム1ソウル分動く
ソウルの挙動に関しては本家Sans戦のプレイ動画などを録画してそっから調べた方が確実かもしれない
- 画面サイズは4:3
本家の画面サイズはこのくらい
PC編集(1280×960,60fps)の場合
- 素材の画質はそこまで上げなくていい
なぜなら、リサイズ補間なしできれいに画質を上げることができるから
- 動画素材をあまり使わない
これも同じ、AviUtlならシーン機能があるのでその場で使う透過素材ならそこで作ろう
- 赤ソウルは1フレーム4ピクセル分動く
- 斜め移動の場合は1フレーム3ピクセル分動く
- 青ソウルはさつき氏の加減速TRAからジャンプは減速、下降は加速で移動させたいピクセルのフレーム数+10(場合によっては調節必要)(例:40ピクセルジャンプさせたい場合は15フレーム)で本家に近い動きができる
説明が下手なので難しく感じるが一度理解すれば簡単、あとは慣れるだけ