概要
動画ファイルを編集・加工したり、色んなコーデックに圧縮して出力したりできるWindows用ソフトウェア。
フリーの動画編集ソフトとしては最上級の機能を持つ。また操作感覚が特殊で画像編集ソフトと似ており、他の動画ソフトにない直感的な操作が可能。
これがなければMAD文化は無かったといえるほど偉いソフトである。ゆっくり実況やYoutuberの動画に使われるケースも増えている。
一方で導入には一苦労で、デフォルトで扱えるのはAVIファイルのみ。ボランティアによるプラグインを導入することで様々な形式の入出力ができる。
色々不具合もあるので使いこなすには細かいバグなどに対応する慣れが必要。
拡張編集プラグイン version 0.92
拡張編集Pluginにより、標準でぼかしやシャープをはじめとした膨大なフィルタが使用可能。
AviUtl本体と同じwebページで配布されている拡張編集Pluginを導入することによって、動画や静止画を動かしたり、テキストを挿入する編集はもちろん、カット、フィルタ、エンコードからマルチタイムラインを用いて本格的な動画編集が可能になる。
また、動画のアスペクト比が変更できるので、ダウンロードした動画のアスペクト比を変更して保存したい、という場合にも使える。
タイムラインのレイヤー数も最大100と非常に豊富である。
むしろ拡張編集プラグインあってのAviUtlである。
その他プラグイン
拡張編集プラグイン以外で必ず入れておいたほうがいいプラグインを紹介する。
L-SMASH Works r1107
入力プラグイン。このプラグインを入れると大抵のコーデックの動画、音声が読み込める。
InputPipePlugin v2.0
上記のL-SMASH Worksと入れることによってメモリ使用量を減らす効果を狙う。
x264guiEx
出力プラグイン。このプラグインを入れるとH.264・AACのMP4またはMKVで動画を出力できる。
インターネット上ではとH.264・AACのMP4が主流なので、とてもよく使うプラグイン。
patch.aul r42
バグを直したり機能を追加したり処理を高速化させるプラグイン。
外部リンク
AviUtl...導入方法などはこちらを参照したほうが確実である