概要
1973年に公開されたスペインの映画。
監督はビクトル・エリセ。
原題は「El espíritu de la colmena」。直訳すると「ハチの巣の精霊」みたいな意味になる。
英題も「The Spirit of the Beehive」なので大体同じ。
スペイン内戦終戦直後の1940年のスペインの小さな村を舞台に、幼い少女と謎の脱走兵の関わりと別れ、それに伴う少女の心の動きが描かれる。
作中で観賞される1931年の映画「フランケンシュタイン」が大きな意味を持つのも特徴。
アナ役がアナ・トレント、フェルナンド役がフェルナンド・フェルナン・ゴメスなど、主要キャラの役名と演じた役者の名前が一致している。
これは当時まだ5歳と幼かったアナが演じる際に混乱しないようにという工夫らしい。