プロフィール
出身 | 地球 |
---|---|
種族 | ヒューマン |
CV | ファイルーズあい |
概要
『スターオーシャン6』におけるメインキャラクター。
スターオーシャンシリーズ恒例となっている銀河連邦の英雄ケニー一族の出身。
ケニーの名前を持つキャラクターではシリーズ初の女性でもある。
5のメインキャラクターエマーソン・T・ケニーの孫で士官学校を首席で卒業した才媛。だが、ロニキス・J・ケニーとクロード・C・ケニー、祖父の偉業が却ってやっかみを呼び、幼少時は「結果オーライの不良軍人の一族」といじめられていたこともある。
また、地球が宇宙に進出した時代から偉業をなしてきたケニー一族という重責に加え、彼女の代では既に銀河連邦と対立関係のベグアルドからも連邦の名家と同時に未開惑星保護条約違反の常連という揶揄さえもつきまとっていた。そんな家名のレッテルを嫌い、軍人になったマリエルは連邦法に忠実であろうと誓っていた。そうした経緯で、クロードとは違う意味で鬱屈した感情を抱えている。
が、銀河連邦は既に機械生命体群スコピアムに端を発した腐敗が進んでおり、マリエル自身も連邦の腐敗と暴挙に巻き込まれたレイモンド・ローレンスに協力する形で未開惑星保護条約違反をせざるを得なくなる。もっとも、マリエルの場合は銀河連邦の上層部が既に条約違反を初めとした数々の犯罪行為に及んでいるため、軍法会議は覚悟しながらもその暴走を止めるべく奔走する。
中でも、艦隊司令のレミントンがロニキスやクロード、更にエマーソンの『未開惑星保護条約違反等が銀河連邦を発展させてきた。自分もそれと同じ事をしており、ケニーにそれを否定する資格は無い』と嘲られた時には心を折られかけたが、レイモンドが『マリエルの祖先達が法を犯したのは、そうしなければ多くの命が失われるかも知れなかったから』と非加盟惑星ならではの価値観で擁護してくれたおかげで持ち直し、『アイツもやったから自分もやって良いという子供の理屈』と真っ向から非難。連邦の腐敗の象徴たるレミントンを撃破した。
実際、レミントンの理屈はスコピアムや連邦を言い訳にした完全な私利私欲。対して、ロニキスは『惑星ファーゲットの連邦との対立が未開惑星のロークにも被害が及んいた』、クロードの場合も『事故でエクスペルに飛ばされ、エクスペルで発生した銀河連邦を凌ぐ先進惑星の陰謀に巻き込まれた』ため、エマーソンもロニキスとほぼ同じ理由なので、そもそも完全な見当違いである。
余談
6の基本的な主人公はレイモンドとレティシアではある。だが、クロードとは違った英雄の血筋への重責と葛藤、連邦から見ればアウトローのレイモンドに未開惑星の住人のレティシアとは違う銀河連邦の視点で物語に関わる立ち回りから、準主人公的な立場にある。