「飛電さんが関わっている裁判の被告人、逮捕したのは私なんです」
「別に誰だってよかった…俺の検挙率さえ上げられれば…」
演:森準人
警視庁サイバー犯罪対策課に所属し、結婚詐欺の容疑を掛けられた榊遊人を逮捕した刑事。
イズのデータによれば
・1985年6月2日生まれ
・2007年に久野路人学法学部を卒業
・2008年に警視庁入庁、来図署へ配置後、名古屋、京都、神奈川県警の刑事課・生活安全課を経て2017年に新設された同課の専属刑事として数々の事件を解決するなど、優秀な実績を持つ。
第21話では、ダイナマイティングライオンレイダーの逃走跡から見つかったザイアスペックを調べるなど、或人達に協力的な姿勢を見せていた。
しかし、その正体はダイナマイティングライオンレイダーの変身者であり、結婚詐欺事件を引き起こした真犯人。
その動機は「自身の検挙率を稼ぐ」という極めて身勝手なものであり、或人に何の恨みがあって榊に冤罪を着せたのかと問いただされたが、榊を被告人に仕立てあげたのも単に「誰でも良かった」と白状している。
自身の所属を利用して榊のメールに細工したり、ZAIA側の代表である検事・市森直人のザイアスペックを盗み出して彼に疑いの目を向けさせるなど、警察官でありながら平気で悪事を働いていた。
その後不破の調査とビンゴの分析により鳴沢が結婚詐欺事件の犯人であることが判明し、不破によって榊の最終審議が行われている法廷へ突き出された(尚、この時の鳴沢は顔を負傷していることから、逃げようと不破に抵抗したことが窺える)。
同時にダイナマイティングライオンレイダーの変身者であることも暴露されてしまうが、隙を見て不破を突き飛ばしてプログライズキーを奪い、外へ逃げた所でレイダーに変身する。
そしてメタルクラスタホッパーに変身したゼロワンに襲い掛かろうとしたが、メタルクラスタホッパーの操る無数のバッタの群れに全身を食い荒らされるかのように一瞬にして破壊され、変身が解除された鳴沢は全身ボロボロとなりその場に倒れた。
重傷だったものの命に別状はなく、後日事件の真犯人として逮捕された。
描写は無いものの、心の内に秘めていたその悪質な本性に目を付けた黒フードの人物からレイドライザーとプログライズキーを与えられたと思われる。