※当記事には夜廻のネタバレなどを多く含みます、ご注意ください。
概要
日本一ソフトウェア開発のホラーゲーム「夜廻」の登場人物で、主人公である少女の姉。
ゲーム中ではおねえちゃんと呼ばれている。
ゲーム中では妹同様一貫して名前は登場しないが、後に「ともこ」という名前が設定されていたことが明らかになった。
Pixivでは彼女単体よりも妹と一緒に描かれたイラストのほうが多く投稿されている。
妹と愛犬のポロと共に生活しており、主人公である妹にとっては母親代わりの存在。
作中では行方不明となったポロを探して夜の町へ出掛け、ポロ同様行方不明となってしまう。
ゲーム終盤、今作の元凶である山の神の神社で妹と再会。意識を失っていたが、山の神を退けた妹に救出された。しかしその代償として妹は左目を失うこととなる。
ゲームクリア後は妹の部屋におり、話しかけると様々なセリフを聞かせてくれる。中には作中に語られなかった女性の遺体のその後や、元凶の正体などを知ることができるので是非何度も話しかけて聞いてみてほしい。
小説版
小説版では、もう一人の主人公として姉視点の物語が書かれており、作中で彼女に何があったのかや彼女の心境や過去などが深掘りされている。
年齢は小学校は卒業しているらしく、恐らく中学生ぐらいと推定される。
父は仕事の赴任先から殆ど戻らず、母は行方不明のため、彼女が妹の親代わりをして家庭を支えている。
妹を可愛がっており、妹を守るためならば自身の危険を顧みない。小説版では自らがよまわりさんへの囮となることで妹の安全を確保しようとしていた。
実は彼女が妹ぐらいの頃、彼女の母親は山の神に攫われており、彼女自身も妹同様母を探して夜の町をさまよった経験を持つ。
そのためこの町が夜になるとオバケだらけになることも、よまわりさんの存在も知っており、よまわりさんに攫われたこともある。
そして山の神の元へたどり着き母親を発見するが、逃走中に母は捕まってしまい、自分だけ助かってしまう。
今でも彼女はそのことを悔やんでおり、妹を可愛がり必死に親代わりをしているのもその負い目が大きい。