概要
山の神とは、夜廻のラスボスである。
お姉ちゃんをさらった者の正体であり、少女・こともの左目を潰した張本人でもある。
ストーリー上、よまわりさんと百足様を敵対視しており、黒い小さい腕と幹部的存在の肌色の巨大な腕を従えている。
見た目は、埴輪のような顔した青白い人間が顔の形を形成しており、巨大な右目と大小様々な左目をしたおぞましい姿。
山の神社を根城にしており、トンネルの封印によって町にこそ出られないが、自身の部下を送り込んで人間をさらったり、百足様の力を無力化する事はできる。
作中では、部下に百足様の結界である盛り塩を全て崩し、一時的に百足様の力を封じた。
その後、廃工場に立て籠っているお姉ちゃんを洗脳した男と部下を送り込んでさらった。
トンネルでは、部下の中でも一際強い腕がよまわりさんを返り討ちにし、お姉ちゃんを追ってきたこともと相対するが、封印される。
しかし、帰りの際、トンネルにてこともの左目を奪い取った。
前日談
実はこの山の神、お姉ちゃんとこともの母親を殺した張本人であることがノベライズで明かされている。
母親がさらわれる経緯はお姉ちゃんと似たような感じだが、お姉ちゃんと違い、助ける事ができなかった。
トンネルまでは逃げることができたものの、躓いてしまい、その隙に半身を取り込まれてしまった。助けようとしても、下手をしたら二人とも取り込まれるかもしれないので、実質見殺しのようになってしまい、母親は山の神の一部になってしまった。