概要
”しっぽ焼き”とは、『小林さんちのメイドラゴン』に登場する珍味である。
小林さんにメイドとして雇われたトールが、ドラゴンのしっぽを食材に愛情をこめて作った料理。
そのドラゴンのしっぽとは、トール自身のものをみずから切り離して料理したもので毒々しい色をし、怪しげな繊維が見える食欲を全くそそらない代物である。
が、トールは
「毒は抜いてありますから人が食べても大丈夫ですよ」とのたまい、
「好き嫌いはダメですよ」というしまつ。
その後もトールはしっぽを食べさせようとカレーに混ぜたり、お弁当に混ぜたり、お雑煮に混ぜたりと、あらゆる手を尽くすが、小林さんに見抜かれると、小林さんの目の前でトール自身が食べてしっぽを生やす猟奇的な光景がくりかえされ、そのたびに小林さんが引いていく悪循環がくりかえされる。