概要
CV:北村弘一
バーンズ社長とは、『シンプソンズ』のキャラクター。
正式名称はチャールズ・モンゴメリ・バーンズ。
大富豪でありながら極度の守銭奴でもあり、環境には全く配慮しておらず放射性物質を垂れ流す極悪人で、脱税、労基違反ほか様々な犯罪に手を染めている。
一方で体力的には非力ですぐにバテてしまうため、秘書のスミサーズに身の回りのあらゆる世話を任せている。
一時スミサーズに休暇を与えてホーマーを秘書代理に任命したが、醜態を犯してばかりのホーマーに苛立ったバーンズは悪口雑言を浴びせる。このことに怒ったホーマーがバーンズを殴ってからは、バーンズはホーマーを極度に恐れ、それまでは全てスミサーズにやってもらっていたことを全部自分でやるようになった(結局、またスミサーズに世話を任せるようになるが)。
また様々な病気に侵されているが逆に病気同士が均衡を保ち、100歳を超えた今もなお健康である。
現在でも母親が存命(122歳)で、彼女からの電話はいつもスミサーズに取りつがせている。50年前に息子に生命維持装置を外されたことを根に持っているらしい。
現在は独身であるが、婚外子がおり、性格は父親とは正反対でホーマーとは気が合っていた。
口癖は「素晴らしい(Excellent)」。また悪巧みの際に胸の前で指を合わせ手をこまねくポーズもお決まり。
ほか定番ネタとして「ホーマーの顔を覚えていない」というものがあり、長期の放送に渡ってシンプソン家と深い因縁を築いたにもかかわらずホーマーに対しては毎回初対面のように接する。(シンプソンズ家の子供たちの事は完璧に覚えているのに……)
バーンズの跡継ぎ募集の回では、街の子供を集めてオーディションによって跡継ぎを決定しようとしたが、適任者が誰もおらず、打ち切りとなる。このとき一生懸命パフォーマンスを行ったにもかかわらず跡継ぎに選ばれなかったバート・シンプソンが怒りのあまりバーンズ邸に夜遅く忍び込み、石を投げて窓ガラスを割りまくるという暴挙に出たときはその勇気を買ってバートを跡継ぎにした。
また、バートが家族と喧嘩してバーンズ邸に転がり込んだ際には、ご馳走やおもちゃでバートの気を引き、そしてバートの家族(バーンズが雇った役者がバートの家族に化けていた)が「バートなんかいらない」と口を揃えるビデオをバートに見せることでバートを養子にした。