CV:皆川純子
人物
「ケダモノランドグループ」の総帥。「おひねりちゃん(上納金)」や調教などの厳格な制度で、恐怖政治を敷いている。
冷酷な人物で、組織への裏切り行為があれば、「おひねりちゃん」を着服した店長を、自らの手で見せしめ同然に射殺するなど、グループ維持のためには手段を選ばない。
グループ傘下の「とんとことん」が同傘下の優良店「メイドシープ」を潰したことで、経緯はどうであれ「邪魔者」と見なしたのか、第6話で「とんとことん」に「メイドリアングループ」への単独でのカチコミを命じ、切り捨てを図る。
結果的に彼女らは「メイドリアン」の問題児と化していた愛美を倒す事に成功。
その機に乗じて代表の宇垣和枝に対し、「ケダモノランド」と「メイドリアン」の合併を持ち掛ける。抗争を望まない宇垣はその申し入れに乗ったが、愛美が亡き後、合併に反対するタカ派が去った「メイドリアン」は大幅に弱体化しており、「ケダモノランド」側にとって一方的に有利な条件を突きつけられても呑まざるを得ず、「メイドリアン」は実質的に吸収され、消滅した。しかし凪は「とんとことん」が無事だったことは忌々しく思っている。
過去
かつて、嵐子とともに、「侍女茶館」のメイドとして所属していた。そして、怒羅磨の大将の仲人のもと、「姉妹盃」をかわす。
しかし、美千代の専守防衛の方針を守るべきとする嵐子と、積極的に戦っていくべきとする自らの考えが対立、「姉妹盃」を破棄してしまう。
美千代が射殺された際、運転手をしている姿が見受けられる。
※彼女の衣装をよく見ると、侍女茶館時代の衣装が闇堕ちしたかのようにデコられているようにも見える。