概要
千葉県競馬組合が船橋競馬場で施行する地方競馬の重賞競走(ダートグレード競走)である。格付けはJpnII。船橋ダート2400mで争われる春のダート長距離王決定戦である。
1956年に南関東所属の3歳(現4歳)・4歳(現5歳)牡馬による重賞競走として創設、第1回は船橋競馬場のダート1800mで施行された。
距離や競走条件は幾度かの変遷を経て、施行距離は1976年よりダート2400m、競走条件は1998年より5歳(現4歳)以上に変更され、現在に至る。 1996年から中央・地方全国指定交流競走となり、日本中央競馬会 (JRA) および他地区地方競馬所属馬も出走が可能になった。
1995年から南関東G1に格付けされた後、1998年からダートグレード競走(GII)に格付け。格付表記は日本がパートI国に昇格した2007年より、JpnIIに変更された。
2024年より古馬中距離路線のローテーション整備の一環で、グレード別定重量に変更することが発表されている。
条件・賞金
出走条件
サラブレッド系4歳以上
フルゲート14頭(南関東所属馬7頭、地方他地区所属馬3頭、中央競馬所属馬4頭)
報知グランプリカップと金盃の上位2着以上の馬、報知オールスターカップの優勝馬に優先出走権が付与されてい。
負担重量
定量(4歳55kg(南半球産馬は1kg減)、5歳以上56kg、牝馬2kg減)。
賞金
1着3200万円、2着1120万円、3着640万円、4着320万円、5着160万円。