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小助さま力丸さま-コンペイ島の竜-の編集履歴

2022-12-01 01:15:57 バージョン

小助さま力丸さま-コンペイ島の竜-

こすけさまりきまるさまこんぺいとうのりゅう

1988年に制作されたオリジナルアニメ。

概要

1988年に行われた週刊少年ジャンプ20周年のイベント「ジャンプ・アニメ・カーニバル」で50分上映された、鳥山明監修のオリジナルアニメ。製作はJ.C.STAFF。


主人公兄弟の超人的な能力、ハイヤードラゴンにも似た竜のデザイン、鳥山メカニズムなど、鳥山ファンには嬉しい作品。ドラゴンボールが中国を舞台とするならこちらは日本が舞台。また、鳥山明も本作で芦田豊雄のデザインに学んだという。余談だが、声優にはゲゲゲの鬼太郎とドラゴンボールに出演しているメンバーが目立つ(この2シリーズの間も共通する声優がかなりいる)。


制作段階ではシリアスな作品になる予定だったが、まるでカントリーミュージックを思わせる曲を戦闘に使うなど、コミカルな部分もある。ただし、竜が人間の欲で絶滅寸前になってしまったり、主人公兄弟の両親をふくむ島民のほとんどが死亡したなど、かなりダークな設定もある。


コンペイ島は日本の領海内にあるが、本土の人間は英語を喋り自転車は不良の乗り物と思っているほど文明的に隔離されており、非常に特徴的な地形を持ち、竜を始め独特な生態系を持つ(他には、ダチョウの様な鳥や奇怪な魚が見られた)。


島民は常人と比較にならない身体能力を持ち、主人公の小助と力丸は幼児だが超人的な能力を持つ、最後の一頭になった雌竜のポチを守るガードマンである。怪力を持ち、壁を走り、常人には絶対無理な体勢でミサイル顔負けの速度で走り、初見の拳銃やガトリング砲の弾丸を見抜き避け、口から火を吹き、多少の飛行が可能など、少年期の孫悟空にも匹敵する戦闘力を持つ。父親も凄まじい能力を持っていたらしい。


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