「今いねえと意味ねえだろう……が!」
「おう、流川……準備しろぉ……」
「外道に歩行能力などいらんだろう」
「流川、止血と輸血だ」
「なあ、お前親っている? 会いたい?」
「あの子も親に会いたかったんだ…… 父親も娘に二度と会えねえんだよ。テメエは犬のクソがお似合いだ。ここで苦しみ抜いて孤独に死ね」
対象
人身売買の為に拉致した女子大生に逃走され逆ギレして強姦殺人した挙句、その死体を山中に捨てた武闘派半グレ集団のボス・加川良知に執行。
罪人の確保
劇中では加川を捕獲する際に、まずエマのハニートラップにより住所を吐かせた。伊集院達が現場に向かうと、加川は武器のダガーナイフで襲い掛かろうとする。しかし「殺し合いにかけてはド素人」だと逆に伊集院から偽物の手榴弾を投げ付けられて動揺したため隙が生じ、伊集院に警杖で喉を突かれ、被害者の意趣返しにアキレス腱を切られた。
概要
別記事の猛獣刑の一種で、メキシコでは秘密を持つマフィアを恫喝するために行われており、名の通り犬で罪人を追い詰める刑罰である。発祥はメキシコ、北朝鮮など。
過程
執行直前にも悪態をついていたが伊集院に歯をへし折られると一転して口先だけの反省の弁を述べ始める。しかし流川の誘導尋問で、本人も正確な数を覚えていないほど多数の女性を殺害していた常習犯であることが発覚したため、「生きるに値しないクズ」として執行されることに。執行には空腹状態のアメリカン・ピット・ブル・テリア(世界で最も凶暴な犬種と言われる闘犬用の犬。通称ピットブル)4頭を使用。十数分で加川の下半身の肉は生殖器ごと食い尽くされ、さらに苦しむ時間を伸ばすため止血と輸血までされることになった。加えて伊集院の「親に会いたいか?」の質問に対し加川は「います……助けて」と懇願したが、それは加川に殺害された被害者達の心境そのものであったため、伊集院に「テメエは犬のクソがお似合いだ。ここで苦しみ抜いて孤独に死ね」と切り捨てられ、20時間後に加川はほぼ白骨化した状態で絶命することになった。