ギャオオオン!
ぎゃおおおん
現実では自己で感情が制御できず、激しい興奮・怒り・悲しみをむき出しにした状態を指し、否定的に捉えられる。
創作作品においては主に怪獣や魔物の叫び声の表現としても用いられる。
対話や議論で必ずしも思い通りに行かない事は日常で常に起こっている。
その時は口論に発展して思わぬ紛争を避けるために堪えたり、もう少し議論を重ねてみる、一呼吸して冷静になるなど感情的にならないようにするが、中には感情を抑えられず爆発させて周囲を困惑させる人が一定数いる。
特に正論や理詰めで言い負かされたり、間違いを認めず謝罪しなかったりした際にその傾向が強く、感情的になって自己の意見を一方的に通す・自分とは違った意見や議論を感情のままに叫び続けて封殺したりする。
常に自分が悪いのではなく、周りの見る目がないと感じているため、成人後に自分の能力が大したモノではないと、生活破綻などの問題行動が見られる。
心理学上では、虚栄心が著しく大げさで演技的な言動、被暗示性が強く感情が不安定な性格で、常に自己の考えこそが正しく自己ルールを相手に強要する。
現実に問題となっていることを解決することができず、心に負担がかかっているときに、その問題を感じないようにすることで体に様々な症状が出る事と定義される。
具体的には、人の目をすごく気にする。ちょっとした批判(時には何でもない言葉)でも過剰に反応する。物語の主人公になったかのような言動がみられる、派手な服装で注意を引こうとする・周囲に対して自分だけを見てほしい・自分は常に被害にあっている・特別扱いしてほしいアピールなどが挙げられる。
進行が進むと「演技性人格障害」・「反社会性パーソナリティ障害」・「サディスティックパーソナリティ障害」のいずれかに診断される事がある。
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若き日の小さな勲章は、時として大いなる呪いと化します。:たった一度でも実績を出してしまったものが陥る精神状態、悪化すると過去の実績(将来性を加味した過大評価)と現在の矮小な自分を擦り合わせられず、「自分は特別なんだ、今は迷走しているだけで」と現実逃避を辞められない、夢を追うためにバイトしていても膨れ上がったプライドと過大な自己評価から頭一つ下げられず他者の功績を認められない社会不適合者まっしぐらになり、やがては「こんなはずじゃなかった」と呟きながら酒や薬に溺れて野垂れ死ぬ事となる。