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ゴーマ族の編集履歴

2012-04-22 08:06:11 バージョン

ゴーマ族

ごーまぞく

ゴーマ族とは「五星戦隊ダイレンジャー」に登場する悪の軍団である。

6000年の時を経てよみがえったダオス帝国を形成する3つの部族の1つ。「妖力」を使うことができる。強硬派・穏健派で対立していたものの、強硬派によって世界支配を目論んだが、ダイ族の反抗によってダオス帝国滅亡と共に衰退する。現代では、中国奥地の森林の上空に浮かぶゴーマ宮を本拠地とし、次々と怪人を送り込む。復活の際には「ニードロプードロ」なる復活を祝う儀式を行う。ガラや張遼のようにダイ族からゴーマ族に寝返った者もいる。

支配体制

民族全体の指針はゴーマ皇帝と政治機関たる元老院が決定しており、シャダム中佐たち軍部はその統制下に組み込まれている。

皇族の血を引く者が皇位継承権を持ち、継承者が二人以上いればその者同士で対決し、勝者が次期皇帝となれる。即位には「大地動転の玉」が皇帝の証として受け継がれるが、正式な即位は前皇帝が引退してからでなければならない。

構成員

シャダム中佐(演:西凜太朗)

日本侵攻を任務とするゴーマ強硬派の3幹部のリーダー格である冷酷な男。

鉄仮面を着けた強化形態を持ち、大剣と光の刃、口から繰り出す光線での攻撃が得意。

皇帝の血を引くため、皇位継承権を持っており、そのプライドの高さからゴーマの支配権を虎視眈々と狙っている。

阿古丸の父親でもあるが、生まれてすぐ養子に出したため、親子としての情は全くなく、逆に忌々しく思っており、最終的には致命傷を負わせた。また、母を亡くして悲しみに打ちひしがれているコウを馬鹿にしたような目で見つめ、道士・嘉挧に「何も感じないのか」と問われて「何も感じない」と言い返した。

実は彼こそがゴーマ族の影から支配者であり、十五世に忠誠を尽くすと見せかけ、正統な皇位継承の儀を受けた上で「大地動転の玉」を奪い、ゴーマの支配権を握ろうと画策していた。

道士・嘉挧との皇位継承の戦いに勝利したことで野心を露にし、十五世を泥人形へと戻して抹殺。自ら十六世を襲名する。しかし、道士・嘉挧の仇打ちにきた亮と対決し、自分が攻撃に使ったナイフを亮に刺されてしまう。

実は全ての黒幕と思われていたシャダム自身もまた泥人形であり、その事実に愕然とし、亮に助けを乞いながら崩れ落ちた。


ガラ中佐(演:天祭揚子(旧芸名:来栖 明子))

3幹部の一人。

金色の仮面を着けた強化形態を持ち、ビーム鞭と光線を放つサーベル、手からの光弾が武器。巨大化爆弾が複数入ったトランクを持ち歩き、そこからゴーマ怪人を召喚できる。また、そのトランクの内側には遠くの様子を映す事ができる。

元々はダイ族でクジャクの幼なじみだったが、ある事故の際クジャクを庇って自らの顔に傷を負う。その後、クジャクはガラの傷を治すために孔雀明王の元へ修行に行ったが、ガラに黙って突然姿を消した為に、ガラはクジャクに見捨てられたと誤解、頬の傷を消してもらえるならと自らゴーマへ魂を売った。

高慢で非常にプライドが高いが、クジャクへの復讐に拘っているため、シャダムやザイドスと違って野心はあまりない。

実は、本物のガラは既に天上界に昇っており、現在のガラはシャダムによって作られた偽者である。最後は、クジャクと和解した本物のガラによって術を解かれ、「例え泥人形であっても私はお前たちを永遠に憎む」と呪詛の言葉を言い放ちながら泥人形に戻り崩れ去った。

ザイドス少佐(演:田村円)

3幹部の一人。

他の2人より階級は下ながら、戦闘力はほぼ互角。頭巾を取った頭部に火山を持っており、口からの鬼火や頭部からの溶岩弾での攻撃を得意としている他、シャダムと同様に鉄仮面を着けた強化形態を持つ。また、異常にタフで、重甲気殿大圧殺を受けながらも、体がペラペラになった状態で生き延びていた。

武闘派故に些か思慮に欠ける面があり、巨大化する際に爆弾の本体と蓋を間違えるなどやや間抜けな部分がある。しかし、ゴーマ3ちゃんズを捨て駒に使おうとしたり、魔拳士ジンを誕生させるなど、非情さはシャダム・ガラと同様で卑怯な一面も持つ。基本的にはシャダムのために働かんとするなど出世を気にかけており、時折スタンドプレーも目立つ。

シャダムが皇位継承の決闘に望む際その外援として働くが、巨大戦で再び重甲気殿大圧殺を受け、等身大に戻ってしまう。それでもなお戦おうとするがついに力尽き、最後まで自分の出世を気にかけつつ泥人形に戻って崩れ去った。

阿古丸(あこまる)(演:柴田翔平)

第17話から登場。シャダムの息子であるが両親の愛を受けずに育ったため、非常に捻くれた性格に育った。ゴーマ十五世のお気に入りで、特殊な吹き矢が武器。

密かにシャダムたち3幹部の失脚を目論んでおり、コウを異常なまでに敵視。彼をキバレンジャーだと見破り、捕らえていたコウの母をダシにコウをゴーマに引きずり込もうとしたり、コウ体内に流れていたゴーマの血が活性化しつつあるところにつけ込み完全なゴーマの戦士にした姿を母親に見せつけ絶望させることに拘った。1度だけコウをゴーマに引きずり込むために女子小学生に変装したことがある。

誕生したウォンタイガーの攻撃による落石に巻き込まれ一度は絶命するも、ゴーマ十五世の手によって霊界(地獄)から復活を遂げる。その時に地獄から連れてきたイカヅチが大神龍襲来の引き金となったことでシャダムに責任を問われ、さらに捕らえていたコウの母も救出されて、ゴーマから追放されてしまう。最後には、洞窟でコウの妖力を封じる儀式を終えた直後落石に巻き込まれつつあった自分の母親=コウの母親の元に行き、運命を共にした。

ゴーマ十五世(演:幸田宗丸)

第20話より登場。6000年前からゴーマ族を統括する立場にあるゴーマとも呼称される、白塗りの顔をしたゴーマの支配者。ゴーマ皇帝の証である大地動転の玉を持っている。額に第3の目を持ち、それにより世界の全てを見ることが出来、部下たちを監視している。

性格は些か子供っぽく奇行が目立つが、一方で勘が鋭い一面を見せることもある。

なお、ゴーマの幹部達が彼と対面する際には、素顔を見せることは禁止され、仮面で顔を隠すことが義務付けられている模様。

実は6000年前の戦いで既に死んでおり、現在の姿はシャダムが泥人形に魂を吹き込んだものである。最期はその事実をシャダムに告げられ自分の正体に驚愕、死の間際に居合わせた亮・知・将児に助けを求めながら、泥人形に戻って崩れ去った。

大僧正リジュ(演:大月ウルフ)

第7話・第8話にゲスト登場。怪しい外見の元老院のメンバー。「〜ぞよ」が口癖。人間体では口から妖力波を放つ。がその正体は怪人・ノコギリ大僧正であり、怪人体では2本のノコギリを武器とする。

失敗続きのシャダムたちに見切りを付け、直属の部下で弟子でもある張遼をけしかけたが、結果的に張遼に裏切られることとなる。気力ボンバーを破るほどの強さで、裏切った張遼に致命傷を与え、最期は怪人体となり巨大化するが、初の合体を果たした大連王に敗北した。

名前の由来は三国志に登場する李儒。

コットポトロ

幹部やゴーマ怪人の命令で戦う戦闘員。怪人とは対照的に目の無い唇だけの顔と、タキシードのような服が特徴。人間に変身する能力も持つ。戦闘では細身の剣で戦う他、自転車の集団やローラースケートといった奇抜な攻撃で襲ってくることもある。人語を喋る事もあり、第2話では檜山修之が声を担当した。

また、サボテン将軍配下のコットポトロは軍服を着ており、浪人姿のコットポトロもいる。終盤では、皇帝親衛隊と思しき赤服のコットポトロや、和服を着て烏帽子を被ったコットポトロが登場した。

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