ーあの時の司先輩の言葉がなかったら、今の俺はいない。
だから、司先輩は、俺を変えてくれた・・・・・・恩人なんだ
概要
音楽ゲーム『プロジェクトセカイ』に登場する青柳冬弥×天馬司の腐向けカップリング。
神山高校に通う1年生の青柳冬弥と2年生の天馬司の、後輩×先輩カップリングである。
お互い所属するユニットは異なるものの、冬弥は盲目的と言えるまでに司の事を深く慕っており、司自身も慕われる先輩であることに対して満更でもない様子。
学校外ではお互いの家族や家庭環境について心配し合うなど、ユニットの垣根を超えた2人の親密さが伺える。
思慮深い冬弥に対し司はその猪突猛進さから、後輩の冬弥に宥められてしまうような場面も。
(とはいえ、基本的には全肯定スタイルで司を絶賛している姿の方が多く見られる)
そんな真っ直ぐさがメインストーリーにおいては司自身の壁となりつつ、幼い冬弥にとっては支えとなっていた部分があった。
ちなみに2人は親同士が知り合いであったことから、幼い頃より付き合いがある。
(出会った当時の具体的な年齢は明かされていない)
冬弥曰く「司先輩は俺の恩人」であり、実は司自身も冬弥に助けられた過去があるため、お互いに感謝の念が深い。
(後者については、とあるサイドストーリーで知ることができる)
メインストーリー
確認中
イベントストーリー(ネタバレ注意)
冬弥と司の関係性について理解を深めることができるイベントストーリーの一覧。
【KAMIKOU FESTIVAL!】
冬弥の司に対する想いの強さやそのきっかけが初めて公になったストーリー。
神山高校の文化祭で、冬弥は同じ1年生である瑞希・彰人を司のクラスで開催する演劇『ロミオ 〜ザ・バトルロイヤル〜』に誘う。
観劇後、頭痛え……と呆れ気味の彰人・意味わかんなすぎてヤバいと笑う瑞希に対して、冬弥は劇の展開やBGMに感銘を受け、司を絶賛。
(あまりの力説ぶりに、瑞希には強い催眠術をかけられているのではないか?と心配されてしまう。)
彰人になぜ司を尊敬しているのか問われた際に、冬弥は「司先輩は、俺の恩人なんだ」と答えている。
小さい頃からクラシックの英才教育を施され、逃げたいと思いつつも、期待を裏切ってしまうことに躊躇いを感じている冬弥に対し、司は『お前の人生なんだから、お前がやりたいようにやればいい。嫌なものは、嫌と言っていい。』と声をかけた。
その言葉に背中を押され、冬弥はクラシックから離れることができ、今の活動に繋がっている。
最後には「あの時の司先輩の言葉がなかったら、今の俺はいない」と、冬弥の中における司の存在の大きさを語っている。
終演後、司が出てくるのを待ち劇の感想を伝える冬弥だったが、司は忙しいことを理由に話の途中で去っていってしまう。
(この直後、「またあとで」と言われたのにも関わらずすぐに電話をかける、直接探しに行くなど、謙虚な冬弥にしては少々強引な一面が見られる。)
その後、ストーリー内では描写されていないものの無事再会し、感想は伝えられた模様。(第8話 冬弥の発言より)
また、冬弥と彰人が歌える事を知った司は二人を後夜祭でのバックコーラスとして任命しており、
「司先輩と歌えるなんて、とても嬉しいです」
と、喜びの感情を露わにする冬弥が見られた。
【天馬さんちのひな祭り】
確認中
【純白の貴方へ、誓いの歌を!】
確認中
【まばゆい光のステージで】
確認中
サイドストーリー(ネタバレ注意)
・【絶たれた絆 青柳冬弥】前編
Vivid BAD SQUADのメインストーリー第13話・第14話にて、冬弥が彰人に自分はもう歌わないと告げた後の話。
学校内で偶然冬弥に会った司が、その様子を見かねて自分の用事に付き合うよう声をかける。
・【オレが主役だ! 天馬司】後編
イベント『KAMIKOU FESTIVAL!』の後日談が見られる。冬弥と司の会話あり。
・【きょうだいの絆 青柳冬弥】前編
イベント『天馬さんちのひな祭り』第3話にてひな祭りパーティーの買い出しに来た二人が無事買い物を終え、ファミレスで一息ついている時の会話。
司が冬弥に救われた、幼い頃の思い出が語られる。
・【あったかキャンプスタイル 小豆沢こはね】前編
イベント『Same Dreams,Same Colors』でのキャンプ後、帰りの電車内でトランプゲームをすることになるVivid BAD SQUAD。
冬弥は、司とのトランプゲームにまつわる思い出を語り始める。
エリア会話まとめ(ネタバレ注意)
※冬弥と司の会話以外で、二人に関係のある会話も掲載しています。
「……埋もれている人を探す……子供のころ読んだ、人探しの絵本を思い出すな」
「それ、ページの中に描かれてるたくさんの人の中から、お話の主人公を探すあの絵本?」
「ああ。一学年上の先輩に昔よく誘われてやっていた」
(こはね&冬弥のエリア会話「青柳くんの身長なら…」 一部抜粋)
「先輩、ご家族のみなさんは元気ですか?」
「もちろんだ。咲希も無事に学校に通えるようになったしな」
「そっちはどうなんだ。多少は進展あったのか?」
「……相変わらず、です」
「そうか。まあいつでもオレを頼るがいい!なにせオレは、先輩、だからな!」
「はい。ありがとうございます」
(冬弥&司のエリア会話「先輩 ご家族のみなさんは…」)
「…………彰人」
「ああ、お前か。なんだよ」
「……今、司先輩に声をかけようとしていたな」
「それが?」
「よからぬことを企んでいただろう」
「……わかったわかった。今日のところはやめておくよ」
(冬弥&彰人のエリア会話「…………彰人」)
「……ん? 今、話題のミステリー『遊園地の悲劇』……?」
「この表紙の遊園地、もしかして司先輩がいる……」
「ああ、やっぱりあの遊園地が舞台なのか。面白そうだな」
(冬弥のエリア会話「……ん?今、話題のミステリー」)
「司先輩、昼間のあれ、大丈夫でしたか?昼練中のサッカー部のボールが顔に……」
「あっ、あれか……。あれはだな、あえて顔面で受け止めたんだ!」
「手にはランチを持っていたからな。ランチを守るためのやむを得ない負傷だった」
「そうだったんですか。てっきり、ヘディングしにいって失敗したのかと」
「オ、オレがそんなかっこ悪い失敗をするはずがないだろう! は、ははははは……!」
(冬弥&司のエリア会話「司先輩、昼間のあれ」)
「おお冬弥! 偶然だな!また本を買っていたのか?」
「司先輩……!はい。最近は気になる新刊が多くて」
「冬弥は昔から読書家だな。それで、今日はどんな本を買ったんだ?」
「失踪シリーズというミステリー小説です。語り手が複数人いるんですが、その中のひとりが犯人で……」
「ん、どうした? 急に笑って」
「いえ。司先輩と会ってから不思議と、人を探すような本ばかり読んでいるなと思って」
「ああ、たしかに。特にしましまシャツのあの主人公は、幾度となく探したな!これぞ、三つ子の魂百まで、だな!」
(司&冬弥のエリア会話「おお冬弥! 偶然だな!」)
「はぁ。すまんな冬弥。こうなると咲希はなかなか動かなくてな……」
「いえ、大丈夫です。それに、少し微笑ましい気持ちになります」
「微笑ましい?」
「はい。ひな人形を選んでいる時の司先輩にそっくりで」
「そうか? オレはそこまで待たせていないはずだが……」
「決めた! キラキラしてるほうがかわいいよねっ♪これくださーいっ!」
「……やっぱり、似てますね」
(『天馬さんちのひな祭り』第8話を閲覧後に解放される 咲希&司&冬弥のエリア会話「むむむむ……!」 一部抜粋)
「冬弥、今度時間がある時にでも、久しぶりに我が家に来ないか?」
「えっ。それは嬉しいですが、何かあったんですか?」
「実はな、近々あるストリートミュージシャンの一生を題材にしたミュージカルが上映されるんだが……」
「見に行く前に、お前からストリート音楽について、聞いておきたくてな」
「あるストリートミュージシャンの一生……。そのミュージカル、俺も興味があります」
「お、では話を聞いたあと、その足で劇場に行くのもいいな!」
(司&冬弥のエリア会話「冬弥、今度時間がある時にでも……」 一部抜粋)
「おまたせしてすみません。それにしても……よかったんですか? お邪魔してしまって」
「もちろんだ! ちょうど母さんからもらったピアノコンサートのチケットが余っていたからな」
「冬弥が聴いてくれるのであれば、母さんも喜ぶことだろう!」
「しかし……。大丈夫なのか?演奏はもちろん、聴くことも避けていたように思うが……」
「……はい。今でも、自分で弾くのはちょっと……」
「ですが、たまに聴くくらいなら大丈夫になってきているみたいです」
「そうか……それならいいんだが、無理はするなよ?」
「はい。お気づかいありがとうございます」
(咲希&司&冬弥のエリア会話「あっ、来た来た!とーやくーん!」 一部抜粋)
「あーっ、待て待て待て!冬弥に伝言を頼みたいだけだ!」
「実は、かつて冬弥とよく遊んだ人探しの本の『大人版』という、難しいバージョンが出るらしくてな!」
…
「あまりにも懐かしくて、また冬弥とやりたくなったんだ。もちろん、お前も来てくれていいんだぞ!」
(司&彰人のエリア会話「おお、彰人ではないか!」 一部抜粋)
「ああ。司先輩の限界に挑戦するという意欲は、本当に素晴らしいな」
…
「ダンスに不慣れな俺でも、司先輩みたいになれるでしょうか?」
「ぜえ、はあ……。ペガサスへの道は遠く険しいぞ、冬弥。それでもやるんだな?」
「はい。もちろんです!」
(類&司&彰人&冬弥のエイプリルフール限定エリア会話 一部抜粋)
ライブ掛け合いボイス
ユニット編成に冬弥と司を含めカットイン演出をONにすると、ライブ中に聴くことができる二人の掛け合い。
“盛り上がってきましたね”
“しかし、オレたちはその上を行くのだ!”
“冬弥、やっといい笑顔になったな!”
“えっ、俺、笑ってますか……?”
また、冬弥と司のキズナランク16および36を達成すると、それぞれ新たなライブ掛け合いボイスを聴くことができる。
セカイの4コマまとめ(ネタバレ注意)
プロジェクトセカイの公式Twitterで投稿されている4コマ漫画において、主に冬弥と司が登場したもの。
・第47話【涙のショータイム】
2021年の司の誕生日に投稿された4コマ漫画。
会場に集まった皆とサプライズソングを歌い、司をお祝いする冬弥が見られる。
・第50話【天まで届け】
イベント『純白の貴方へ、誓いの歌を!』に合わせて投稿された4コマ漫画。
体調不良の司に代わってエキストラのアルバイトを受けることになった冬弥の意気込む様子が描かれている。
・第108話【昔からの大切な】
2022年の司の誕生日に投稿された4コマ漫画。
お祝いの言葉と共に
「司先輩の輝きが広く届いていることが実感できて嬉しい」と話す冬弥に対し、
「冬弥に寂しい思いをさせてしまったのでは!?」と焦る司。
冬弥へ日頃の感謝を伝えるために沢山料理を取ってあげる・それを返すように冬弥も大量の料理を取り合う様子が微笑ましい。
その他
・プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク コミックアンソロジー
・『プロジェクトセカイ 2nd Anniversary 感謝祭』DAY2 夜公演
書き下ろし限定シナリオの朗読劇に冬弥と司が登場しており、かなり多くの会話がある。