関連人物
周辺者
異世界に召喚されて最初に出会った人物。アクが住んでいた村から悪魔王グレオールへの生贄出され、必死に逃げていたところに遭遇した。聖光国において非常に恐れられていたグレオールを危なげなく粉砕し、雑魚呼ばわりする九内の持つ圧倒的な強さを目にし、伝承にある魔王と勘違いされ恐怖される。しかし、村で汚物を虐げられていたアクの境遇を知った後、それに構わず背負って知り合いに聞かれたら10年以上ネタにされるであろうキザなセリフで元気付けたことにより、以降懐かれてともに旅をすることになる。
九内がラビの村を拠点とした後は、ラビの村で生活しながら魔王の帰りを健気に待っている。魔王が村に滞在する際は一緒に眠るなど、まるで親子のような関係を築いている。
九内はアクに対して「なぜだかわからないけど、この子を守らなければいけない」という意識が芽生えている。これといって特殊な能力を持たないアクを実力主義であった九内がなぜか優遇していることに側近などは注目しており、村の住人の中でも最重要人物の一人として扱われている。
- 霧雨零
INFINITY GAMEのプレイヤーの一人。龍の刺繍が入った特攻服を纏う、暴走族風の出で立ちの青年。性格は硬派で曲がったことが嫌いな気質を持っている。サタニストによる神都襲撃時にはこれを撃退、各方面から獣人国の重鎮である『龍人(たつびと)』と誤認されてしまう。その正体は……?
INFINITY GAMEにおける側近
九内がINFINITY GAMEにおいて側近としていた八人の人物。それぞれが大帝国において秀でた部分を持っており、国民幸福管理委員会のメンバーとしてGAMEの運営に携わっていた。
異世界召喚されてからも引き続き九内の元で側近として働いている。しかし、九内に対しては以前までと雰囲気が変わっていることを感じており、九内に触れられたときや頼りにされた時などに形容しがたい歓喜の感情が起こることを、電気が走る様子によって描写されている。
※召喚された順に記述。
・桐乃悠
異世界へ最初に召喚された側近。重度のショタコンという設定であるが、九内の中にこれまでとは違う「世界」を感じており、召喚されて以降は九内に心酔し、拠点であるラビの村で医師として九内の補佐をしている。
非常に冴えた頭脳と、根本的に残虐的な性質を持っており、会議などで度々過激な選択肢を提案することも多く、九内や田原などからは諌められることもある。
・田原勇
INFINITY GAMEにおいて九内に妹共々救われた恩があり、側近となった。設定通り天才的な頭脳を持ってラビの村の運営を九内に任されている。九内の行き当たりばったりな行動による結果があまりにもできすぎているため、田原は九内に対して敵にだけは回したくないと感じている。しかし、当の九内に壮大な計画など全く存在せず、田原がいつの間にか綺麗に後処理し、知らぬ間に大事に巻き込まれていることに内心びびっているなど、なんともちぐはぐな関係である。
・藤崎茜
能天気な性格をしており、九内のことを伯斗と呼んでいる。非常に気まぐれな性格をしており、九内の連絡などを無視するなど自由奔放に行動している。そういった行動からしばしば九内を呆れさせるが、不思議と不快感を感じさせない。調査・発見に関するスキルを複数所持しており、その方面への期待からかベルフェゴール打倒後の自由行動も九内は黙認している。
・近藤友哉
マップや地形を把握できるスキルを所持し、ラビの村の警備や観測・測量のために召喚された。いわゆる引きこもりオタクで、部屋の外へ出ることに対し忌避感を持ち、二次元の世界にしか興味がない。暇を見つけては携帯ゲーム機で『FAKE 性杯戦争』や『海娘』、『たまごっつぁんです』などどこかで聞いたようなタイトルのゲームをプレイしている。
九内に対しては恐怖心を抱いているが、他の側近同様、九内の変化に気づいており、ゲートキーパーを訪れた際には自分の素直な感情などを話すなど、ある程度の信頼関係を築いている。
・宮王子蓮
INFINITY GAMEにおいて九内のボディガードとして最も近しい側近として使えていた。にも関わらず。この世界において召喚された順序は5番目と比較的遅く、九内がユーリティアスに赴く直前に九内に召喚された。召喚されると同時に、九内の中身が大野晶であると見抜き魔王を驚かせた。九内伯斗に対してはドライな関係を築いていたが、大野晶には絶大なる愛情を寄せており、以後九内の行動全てに対してポジティブな捉え方をしたり、公衆の面前で愛の告白をするなど、少々天然な様子を見せている。九内は蓮に茜以外に友達がいないことを心配しており、明智光秀を蓮の与力として側に配置するなど、遠回しにフォローしている。
聖光国
首脳部
- 智天使、座天使、熾天使
消息不明。
アクと出会った後、ヤホーの街を目指している最中に遭遇した。その際ルナは自らを討伐することを目的としており、魔法攻撃により九内にダメージを与えた。カンストには程遠い印象のルナが自らにダメージを与えたことに九内は驚いたが、周りの兵士もろとも撃退し、躾と称しお尻をスパンキングした後、有り金を強奪するという鬼のような仕打ちを与える。その後ヤホーの街で彼女のお金で食事をしていたところ再び押しかけられ、以後旅を共にする。
あまりにも古典的なツンデレ的なキャラによるワガママっぷりにうんざりしている反面、自らの才と努力によって貧困から聖女の地位に這い上がったという意志の強さには関心を持っており、彼女が幼い頃に友としていた亜人であるイーグルが見つかったと聞いて他国にまで喧嘩を売ってでも助けようする姿を見た九内は「大した女だよ、お前は」と高く評価している。
聖光国の神都で起きたサタニストによる騒乱の後、聖域にて出会う。ルナやマダムといった一癖も二癖もある有力者を次々と取り込んでいく九内に対して警戒心を持地、魔に魅了された妹を連れ戻そうと熾天使の跳躍を用いてラビの村に訪れる。しかし、ひょんなことから温泉旅館で九内と混浴してしまう。その際に九内からINFINITY GAMEのアイテムである天使の輪をプレゼントされたことや、全移動によって聖域まで送られたこと。さらに、九内が自らを座天使に呼ばれたと述べたことから、九内のことを伝承に記された堕天使ルシファーそのものと勘違いしてしまった。
九内はその勘違いを利用して、ラビの村がさらに発展した際、ホワイトの理解を得るために悠による年齢改竄と堕天使の羽などの装備品によりルシファーになりきってホワイトのもとを訪れた。そのことがきっかけで、ホワイトは完全に九内に心酔してしまい、いつか九内を本物の天使に戻すと誓った。
九内としての面識はないが、ヤホーの街でサタニストの暴動が起きた際に、霧雨零として出会っている。零の硬派な気質に一目惚れしており、以降零のことをクイーンは「零様」と呼び、その様子はまさに恋する乙女といった様子である。なお、九内によるクイーンの印象は世紀末の世界の住人であり、その評価通り非常に荒い気質で姉御肌の性格である。
- イーグル
幼少期のルナと行動を共にしていた少女。亜人であるとして聖光国から追放され、諸島連合まで流れ着くもそこでライト皇国の亜人狩り部隊に捕獲され、魔族領に売り渡されそうになる。悪魔ベルフェゴールもその身柄を欲し、疑似天使ガーディアンエンジェルからも攻撃目標に加えられ、詳細不明の呪いにかかっているなど謎大き存在。
- マダム・バタフライ
本名はエビフライ・バタフライ。聖光国内で社交派と呼ばれる派閥を形成する大貴族。領内から産出する『土の魔石』を財源に空虚な浪費を繰り返していた。九内にも「マ○コ・デラックスに似ている」と評されるほど肥え太っていたが、その原因であった悪魔の呪いともラビの村の温泉の効能で決別する。カキフライという妹がいる。
- ドナ・ドナ
領内から算出される『水の魔石』から得られる資金力を背景に横車を押す、横暴な大貴族。民衆の窮状を顧みず、貧困層の少女を捕らえて残忍な虐待を行うなどその有り様は醜悪。聖女であるエンジェル・ホワイトに懸想している。
- マーシャル・アーツ
国内の武断派を束ねる中心人物で自身も戦闘の達人。マダム・バタフライの社交派とは対立していたが後に和解、国難に際し共同歩調を取る。
- クルマ・エビ
ドナの甥。ドナの挙兵に合わせ北方のゼノビア新王国、ライト皇国の国外勢力を呼び込み聖光国の実権掌握を目論む。
その他
- コマンド・サンボ
傷痍軍人。目の負傷で一線を退きマダム・バタフライの領地で療養していた。悠の技で完治し、このことがマダム・バタフライからマーシャル・アーツへの”貸し”となる。
- ナンデン・マンネン
美術品を扱う商人。九内の持つ珍品とそこから生み出される利益に魅せられてる。低ポイントで作り出されたゴミアイテムを珍品として高値で売り捌くほどの商才がある。後にラビの村に支店を置くことになる。
- イエイ
酒場『ノマノマ』の経営者の女性。
- ビンゴ
服屋の店長。オネエ口調なため後述の暗殺者カーミヤとキャラが被っているが彼が都市国家へ逃れ、ビンゴは継続して登場しているため別人であることは確定かと思われる。
- ライムマリー
古代悪魔。マダム・バタフライの先祖への逆恨みから代々のバタフライ家の者を醜い姿へ変えていた存在。中性的な美少年の姿でマダム・バタフライの前に現れる。
- 暗殺者カーミヤ
表向きは道化師として活動する暗殺者。オネエ口調。サタニストの神都襲撃に合わせルナの暗殺を実行に移すも、悠に見破られ両腕を取り外せる体質にされてしまう。次の営業先は都市国家のゴルゴン商会。
サタニスト
- ユートピア
サタニストの首魁と目される人物。人形遣いの異名をも持つ。聖光国の転覆を目的に暗躍し、オルイット、ケールなどの魔族とも交流がある。
- トロン
サタニストに身を置いていた魔族と人間のハーフの少女。霧雨零に救われて以降はラビの村で就労する。アクやルナとは仲良し。
- ベヘモド
サタニストが所持していた小箱の中に封じられていた古代悪魔。金の仮面を付けている点は共通だが、小説版の挿絵では長大な蛇かドラゴンのような姿、漫画版では角の生えた半裸の大柄な魔族の姿と、差異があるが、小説版本文を読む限りでは漫画版が近いように思われる。人間や聖霊、魔物さえも捕食する。
冒険者
- ミカン
バーロー共和国の『監獄迷宮』などで活躍する冒険者。偶発的な事態から九内と交流を持つようになる。ユキカゼの相棒。アニメ版では露出が多いが漫画版では落ち着いた服装。大剣を自在に扱う。
- ユキカゼ
下ネタがふんだんに盛り込まれた電波を話す男の娘。かわいい。だが男だ。ミカンと共に冒険者として活動する。九内に好意を寄せる。魔法の扱いに長ける。
- オルガン
スタープレイヤーと呼ばれる上位の冒険者の一人。トロンと同様人間と魔族のハーフでもある。因縁のある魔族・ベルフェゴールの打倒を目的に九内に接触を図る。
- ミンク
聖職者風の風体ながら自身の内には闇が封じられていると自称する、重度の中二病患者。「一周回って新しい」と茜には好評。オルガンとコンビを組む程の実力者でもある。おっぱいが大きい。
- エンジョイ
ミカンを付け狙う虚栄心の強い男。九内をおっさんと呼んだ報復で散々な目に遭わされる。北方のユーリティアスで再起を図らんとするが…。
- ハマー
冴えない風体のおっさん。文通で聖勇者ヲタメガの心の癒やしとなる。茜とミンクからは「ダルマさん」と誤った名前で認知されている。外見は西○敏行似。
魔族領
- オルイット
サタニストに召喚され神都に来襲した吸血鬼。闇公爵の異名を持つ。零への遺恨を晴らす機会を伺っている。
- ベルフェゴール
魔族領で押しも押されぬ大悪魔。”怠惰”の異名の通り、意欲面にムラがある性分。ある目的のため、オルガンを拉致しようとする。
- ケール
魔族領や獣人国内でも能動的に活動する少年の姿をした悪魔。弱者を甚振って楽しむ悪魔らしい性格。九内へ逆恨みを募らせる一方、ベルフェゴールの城から財宝を強奪中に茜と遭遇、彼女の怒りを買ってしまう。
- ルーキフェル
アームライオンのような多腕の獅子の姿をした『傲慢』を司る悪魔。オルイットとの死闘の末破れる。
- ベルゼブブ
『暴食』の悪魔。ケールがベルフェゴールの城から奪った財宝で餌付けされ、表舞台に引き出される。
- ハサタン
大狼の姿をした『憤怒』の悪魔。ケールがけしかけたベルゼブブの餌食となる。
- カーニバル
サタニストに召喚された中級悪魔。オネェ口調。九内には”下品”と評される。汚え花火となった。
- ケーキ
亡国であるパルマ王国の姫。ベルフェゴールの奴隷市で奴隷の世話係のような仕事に従事している。健気な少女を装っているが強か者。しかし心は折れかかっていた。
獣人国
「どんなフレンズがいるのかな?」
- モンキーマジック
獣人国内の獣将という地位にある一人。猿人たちを統率し戦闘面では高い能力を持つ一方、頭脳はそれほどでもない。コミカルな言動が多いが人間を蔑視し、実際高い身体能力を持つ。
- シャオショウ・ハゲマル
小説版では河童という種族だったが、漫画版ではカッパのように禿げた猿人の姿で描かれている。頭脳面でモンキーマジックを補佐、猿人たちの統率を支える。
- 大神主
獣人国の結界を神域内から維持する存在。座天使、熾天使とも既知であるらしい。ブルーフォックスという息子、ファイヤーフォックスという娘がいる。
- 蛇の獣将
本名不明。妙な品物を収集する習癖がある。九内がモンキーマジックの頭にはめた緊箍児に興味を示す。
- 犬の獣将
本名不明。猿の獣将たるモンキーマジックとは文字通り犬猿の仲。
- ドワーフ(氏名不詳)
オルガンの長年の取引相手。九内の持つ酒の虜となる。仲間に牛の獣人(氏名不詳)、猫の獣人(氏名不詳)がいる。
北方諸国
ユーリティアス王国
- ジャック
ジャック商会を率いる剣闘士あがりの男。違法な薬物の流通をはじめ辣腕を振るい、王家すらも骨抜きにしている。ユーリティアスまで手を伸ばすゴルゴン商会とは反目している。
- 天獄
北方では勇猛さで名の知られた傭兵団。ケールの襲撃を受け100名近くが死亡、幹部のキングは茜に看取られる。ユーリティアスでは計らずも、九内がキングの『代役』を務める形となった。
ス・ネオ王国
- ゴウダ
鉱夫の親方。先祖伝来の鉱山を狙う隣国からの干渉を撥ね退け続けていたが、軋轢を嫌った国の方針で冷遇されていた。九内との勝負に負け聖光国へ旅立つ。ホネカワという長年苦楽を共にした片腕がいる。
バーロー共和国
都市国家
- ゴルゴン
都市国家で幅を利かせるゴルゴン商会の党首。小説版では名前こそ出ないものの比較的初期から登場している。老婆しか愛せない性分。
- アジャリコング
小山のような巨体を誇るゴルゴン商会の武力担当。使者として九内の元に来訪。超重量の一斗缶を凶器として扱う、見た目に違わぬ剛力の持ち主。火も吐ける。騎獣は巨大なゴリラ。ハルク、アンドレラというレスラーめいた同僚たちがいる。
ゼノビア新王国
- ベアトリス
北方の小覇王として名を馳せるゼノビアの元首。父であった前国王を打倒後、周辺国家を呑み込み領土拡張政策を取っている。その方針には宰相コウメイの手腕によるところが大きい。当のコウメイとはヤンキーの後輩先輩のような関係。ケーキの因縁の相手。
- コウメイ
”扇子女”というあだ名で折に触れては話題に登るゼノビア躍進の立役者。
- ハンゾウ
ゼノビア新王国子飼いの忍び集団の棟梁。女の子らしい名前に憧れ度々新しい名前を部下に呼ばせている。
- レオン
亡国・パルマ王国の旧臣。パルマ王国の姫・ケーキの身柄がゼノビアの元にあると騙され、ゼノビアに身を置いている。
ライト皇国
- ヲタメガ
ライト皇国内で聖勇者という特殊な地位にある冴えない風采の男。『白い慧星』の異名を持つ。ひたすらに私腹を肥やす本国の方針には異を唱え続けており、身銭を切って貧民層や困窮者救済の活動を続けている。
- 白い三連星
ヲタメガの指揮下にある三人の騎士。カイヤ、マッシュルーム、アルテマのいずれもガチホモ。ハマーの肉体にも好色な視線を向け、ヲタメガを巡って醜く争うが基本的には善性の人間(多分)。
- 大神官
ユーリティアス王家をも牛耳るジャック商会の有力な取引相手。違法奴隷を商材に、魔族領、ジャック商会を相手に三角貿易を行う聖職者とは程遠い欲にまみれた人間。。魔族との取引は彼個人で行っているわけではなく、ライト皇国も噛んでいるようである。
- ガーディアンエンジェル(守護の風天使)
大神官が希少アイテム”運否天賦の羽卵(パーフェクト・ワールド)”を使い召喚した、ライト皇国では天使と崇められる存在。その実ロボットやゴーレムのような存在と思われ、居合わせたアーツやイーグルらも異質なものであることを感じ取っている。小説版挿絵ではロボットのような巨人、漫画版では天秤のように上半身と下半身のバランスが偏った姿で描かれている。
日ノ本
- 明智十兵衛光秀
物々しい具足姿のポニテ侍少女。面倒臭い性格。九内を同郷と思い込み接近する。馬のような巨体の鹿のような生物に騎乗する。刀、種子島(火縄銃)を扱うほか、法術という魔法のようなものも行使する。