・ストーリー・
ある日、うっかりさんはともだちの水色の子の誕生日を
他2人のともだちと一緒に祝いました。
うっかりさんは水色の子のためにガレッド・デ・ロワを作りました。
ガレッド・デ・ロワは中にコインの入ったお菓子。
自分の食べたピースの中にそれが入っていたら、
その人はしあわせになれるのです。
なんておもしろそう!
そしてケーキを切り分け皆で食べると水色の子が
「何か固いもの飲み込んじゃった!」
「きっとコインだ!」とともだちは叫びます。
中に入っていたコインを飲み込んでしまうなんて、
水色の子はうっかりさん。
うっかりさんは食べ終わったケーキの皿を片づけに行きました。
するとお母さんが何かをさがしていました。
お母さんは書庫の鍵を無くしたのです。
書庫の鍵はいつも机にあるはず、うっかりさんは机の上をみました。
すると、そこにはコインが1つおいてありました。
「あれコインだ……このコインたしか…パイの中に入れたはずなのに…」
鍵が見つからずこまっているお母さん。
「お父さんにおこられちゃうわ」
「どうしよう……」
うっかりさんは焦りました。すると皿からケーキを切り分けるための包丁が落ちました。
「私ってばうっかりしてたわ カギみつけたよ!」