「最初クリアできそうにないゲームでも 繰り返すうちに慣れるんだよ」
プロフィール
クラス | 音駒高校2年3組 |
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ポジション | セッター(S) |
誕生日 | 10月16日 |
身長 | 169.2cm |
体重 | 58.3kg |
最高到達点 | 295cm |
好物 | アップルパイ |
最近の悩み | 夏は暑いし冬は寒いこと |
CV | 梶裕貴 |
ステータス
パワー | 1 | バネ | 2 | スタミナ | 2 | 頭脳 | 5 | テクニック | 5 | スピード | 3 |
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概要
プリン頭に猫目な少年。内向的な性格で脱力系。
普段からローテンションで、烏野との練習試合前日に「ちょっと楽しみ」と言ったらものすごく驚かれた。
黒尾曰く「音駒の"背骨"で"脳"で"心臓"」であり、チーム内で重要視されている。
なお、バレーが好きというわけではなく、「トモダチが困るから」という理由で続けているらしい。
実際、運動は得意ではないため、自主練習にもあまり参加していない。
黒尾とは幼なじみで、「クロ」と呼んでいる。
昔から人と関わるのが苦手で、遊び相手といえば近所に住んでいた黒尾ぐらいしかいなかったらしい。バレーボールを始めたのも黒尾の影響で、体育会系の上下関係を苦手に思いつつも黒尾に「辞めんなよ?」と諭されたことや前述の理由でバレーを続けている。
迷子になっていたところをロードワーク中に道を間違えた日向と遭遇した場面で初登場した。
体育会系の上下関係が苦手であるため、孤爪が2年であると知って敬語に改めようとした日向に「いいよ、そういうの」といい、タメ口で話すよう促した。その後、日向のコミュ力の高さにより日向と仲良くなる。
これまでバレーそのものに対するやる気はあまりなかったが、常に新しいことをする日向に対しては、黒尾曰く「新しいゲームを見つけた時と同じ顔」をするようになっている。本人曰く「翔陽が同じチームにいると常に上を目指さなければならないしサボれない。疲れるから嫌」らしいが、黒尾曰く「チビちゃん(日向)が常に"敵として"いてくれたらお前(研磨)ももっとやる気を出すかもな」とのこと。
バレー好きの日向とは正反対の性格であるが、正反対ゆえか仲が非常にいい。日向は研磨がバレーボールに対して「(好きでも嫌いでもない)別に普通」と述べたことに対して悔しい思いを持っており、「『別に』以外のこと言わせるからな!!」と宣言していた。これに対して研磨も今まで見たことないタイプの日向に対して強い好奇心を抱いており「期待しとく」と答えた。
ゲームが趣味で、空き時間にはよくPSPやスマートフォンを操作している。また、「最初クリアできそうにないゲームでも、繰り返すうちに慣れるんだよ」など、プレーバレーをする際に、本人や周囲がたとえ話に出すことも多い。
番外編(最強ジャンプ7月号収録)では「ハイキュー界最強のゲーマー」と称されていた。
ショーセツバンでは、初プレイのアーケード格闘ゲームで20人抜きしたり、新発売の超大作RPGを一晩で全クリするなど中々のゲーマーっぷりを見せつけた。
人と関わるは苦手だが、烏野のメンツでは田中を「龍之介」、東峰を「旭サン」と呼称しているなど意外と下の名前で呼んでいる。
コミックス26巻の書き下ろしによると少食選手権1位とのこと。本人は「俺は“標準”」「皆が食べ過ぎ」だと弁明している。「運動部所属の男子高校生」としては少食なだけであって、一般的には普通なのかもしれない。
ちなみに彼の誕生日の10月16日は世界脊椎デーかつ全米野良猫の日である。
苗字の漢字を「弧爪」「狐爪」など間違われやすいが、「孤爪」なので注意。
孤独、孤立の"孤"である。
能力
バレー選手として身体能力の合計値(パワー、バネ、スタミナ、スピード)は作中最低値。特にスタミナ不足が顕著でチーム内では真っ先にばててしまう。反面テクニックは5と高い数値を記録し、極小モーションからの予測しにくいセットアップを駆使し相手を翻弄する。しかしスタミナ節約のためAパス以外では滅多に行わない。
研磨の最も恐るべき能力は、そのプリン頭の中身である。猫又監督から試合の勝敗に然程興味が無いと評されるほど一喜一憂せず熱をもたず、冷徹に状況を分析できる。
自チームの問題、相手チームの長所と短所、そして相手チームの意図を冷静に見抜き戦略をたて相手の気が付かない範囲で少しずつ少しずつ相手の意識を誘導し、自分たちの有利な状況に持っていく戦略的な行動ができる。これにより相手チームは自分たちの思い通りにプレイしていたつもりがいつのまにか研磨の作り出した檻の中ということになってしまう。
そのような心が読めるかのような行動からリエーフなどから「研磨さん怖いです」と言われてしまっている。作者からも異質な存在といわれるほど。
余談
目立つのを嫌っているのにもかかわらず、目立つ金髪に染めているのは、山本に黒髪で顔を隠すような長い前髪でいた方が目立つと言われたため。しかし、目立たなくする方向性がちょっとズレていた。
そして染め直しをめんどくさがって放置した結果、見事なプリン頭になった。
その後
高校卒業後は大学進学と同時にプロゲーマー・動画配信者・株トレーダーとして活動しており、ブラジルに行く翔陽のスポンサーになった。ゲーマーとしては「KODZUKEN(コヅケン)」の名で活動しており、日向のブラジルでのルームメイトのペドロが日向との別れの時に「KODZUKEN」のサインを要求するほど、海外でも広く知られている。