「熱意には熱意が返ってくる。あんたが不恰好でも頑張ってれば生徒はちゃんとついてくる。頑張って」
概要
プロフィール
職業 | 音駒高校バレー部監督 |
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年齢 | 68歳 |
音駒高校のバレー部監督を務める人物。優しい口調でありながら、負けず嫌いなところがある。
以前烏野で監督を務めていた烏養一繋監督とはライバル同士であり、お互い大舞台での「ゴミ捨て場の決戦」実現を夢見ていた。だが何度練習試合を重ねても、県大会に出場してもあと1歩のところで相まみえることはなく、監督二人も寄る年波には勝てず一度引退し、烏野と音駒は衰退の一途をたどる。
そして近年監督業に復帰し、今度こそと思った矢先に烏養監督が倒れてしまい、監督復帰が未定となってしまった。
このような経緯もあって烏野の現状を憂いていたが、顧問武田の奮闘や烏養監督の孫である烏養繋心のコーチ就任、烏野選手たちのポテンシャルと熱意を知って一安心し、今度こそ大舞台での決着を付けようと烏養コーチを煽る。
ライバルの烏養とは対照的に、基本的に誰に対しても物腰柔らかく(ただし烏養と孫の繋心だけは例外)、好々爺を絵にかいたような人物。選手に対しても丁寧な姿勢で臨み、自分の理念を押し付けるような解りやすい強い枠は作らず、緩やかに枠を作るタイプ。この姿勢は教え子の孤爪研磨に受け継がれている。
33巻293話で若い頃の姿が描かれた。中学2年烏養一繋との試合シーンで宮城県の白水館中学に通っていたことが判明した。
お酒が好きなようで音駒のコーチ・直井がすぐに酔いつぶれてしまうのがつまらないらしく、
「東京遠征編」にて武田と田中冴子の3人でだいぶ飲んだらしいことが描写されている。
そしてその293話から念願の「ゴミ捨て場の決戦」が実現。37巻325話まで続いた決戦は両軍の努力の成果と実力を余すところなく発揮した名勝負となった。試合後にはお互いをたたえ合って繋心とがっちり握手、そして一繋ともテレビ越しに握手を交わした。
名前の由来は、言わずと知れた猫の妖怪・猫又だろう。