修道院で神と人の為に祈り働く少女。
平穏な日々は神の啓示により一転する…。
アンネース・ファルジア(Hannes Farrugia)
ゼクトバッハ叙事詩「Apocalypse 〜dirge of swans〜」に登場する少女。
奇跡の水ルルドによって繁栄を極める楽園の島ファラリエンに生まれた。
この島で古くから奇跡をもたらしていたルルドの神水を飲んだ女性から処女生誕し、
島の者達からは神が思し召しになった奇跡の子と崇められ『救世主』という意味を持つ
この名前を付けられた。神の啓示の下に「アポカリプスソード」という剣を授かる。
かつてノイグラード王国に原因不明の疫病が蔓延し、病に冒されたことを理由に大勢の人間が
船に乗せられ外海へと追放された。彼らはたどり着いた無人島で不思議な力を持つ湧き水を発見し
その力によって病気が完治したことから、水を汲み上げるために作った井戸を「ルルド」と名づけ、
以後ルルドのもたらす様々な恩恵を授かることになった。
ルルドのもたらす力は人智を超えた存在がもたらすものとされ、ルルドを崇める独自の宗教が立ち上がる。
誰にでも優しく、天から舞い降りたような神々しい美しさを持つアンネースはルルドの神の
敬虔な信徒、最も神に近い存在として島民に慕われながら穏やかな暮らしを送っていたが、
ある日突如としてルルドの神水が枯れ果て、彼女は神から重大で残酷な啓示を受ける。
啓示による重い使命に苦悩することとなる。