概要
主に出版社が主催し、漫画もしくは漫画家に賞(主に賞金)が与えられる。主に既に出版されている漫画を受賞するものと、新人作家のための賞がある。後者は、主に出版社が新人発掘するために用いられるため種類が多い。pixivに投稿されたこのタグのついた漫画は主に後者に投稿したものと考えて良い。
審査方法(推測)
基本、新人漫画賞は投稿数が多いため、すべての漫画を漫画家が審査するのはスケジュール上かなり厳しい。そこで漫画誌の編集部員があらかじめ審査をして、投稿作品を絞っていくシステムが、多くの漫画賞で取り入れられている。
実際にジャンプ主催の月例賞「JUMP新世界漫画賞」では第39回の漫画賞講座(審査員:堀越耕平)において、審査に参加する編集者のコメントが発表されており、月例賞よりも作品数が多くなる手塚・赤塚賞ともなれば、この方法を採用している可能性が高い。
入賞しなければ憧れの先生に審査してもらえない可能性があるものの、光る才能があれば編集者が担当につき、連載を目指すことも出来る。また、準入選・佳作で成功者が多いのはこの時点で編集者から連載陣としての即戦力としては弱いが、育てがいがあり磨くと化けると見込まれた可能性がある。アオイホノオでは物語で小学館の新人賞の例として上記の審査方法が(やや誇張や妄想を含み)描かれている。