ミラ(吸血鬼すぐ死ぬ)
きゅうけつきすぐしぬのみら
プロフィール
概要
日本出身の吸血鬼で、ドラウスの妻にしてドラルクの母。
外見にこだわる旦那とは違い特に気にしていないのか若い女性の姿のままで、黒髪のロングヘア、和服に似た服が特徴的。ドラルク達が日本語をしゃべれるのは彼女の影響。
吸血鬼を相手に弁護士として活動しており、虚弱な息子が平和に過ごせるように人間と吸血鬼のバランサーを務めていた。
そのため無茶苦茶多忙で、ドラルクの幼少期に南米で暮らしていた時期も彼女の姿は見れず一族が集まった新年会も未出席だった。
夫婦仲は至って良好で息子とも仲はいいが、息子の幼少期も多忙で相手をすることができなかった事が心残りになっており、さらにドラルクが新横浜で暮らし始めたこともあり、その親心がひと騒動を起こすことになる。
ドラルクにとっては自分のために頑張ってくれた自慢の母親だがやや言葉足らずの為、口頭コミュニケーションを取ってほしいとの事。
吸血鬼としての能力は他の吸血鬼の能力に干渉すること。これによりドラルクの変身能力に干渉し幼少期に戻すことも出来た。たまにドラウスを犬(狼)に変え戯れることもあるが、ドラルクやノースディンに見られた際は気まずい空気が流れたらしい。
夫や息子とは対照的に料理が苦手で、パンケーキを焼けば1枚目がまだら、2枚目以降はどんどん黒くなってしまう。どうやら工程が雑になってしまうらしい。
サンドイッチのような簡単なものなら作ることができ、彼女の作るブラッドジャムサンドはドラウスの好物。ドラルクも幼少期ブラッドジャムサンドが好物だったと語っており、仕事の合間を縫って家族に作っていたことがうかがえる(145死でもそれらしきものが確認可能)。
ファンブック2で彼女の背景が判明。
元々は日本のデカい吸血鬼の一族の女長であり、一族の力と自らの力を以て、人間と吸血鬼のみならず吸血鬼同士のバランサーも務めていた。
人間と対立しすぎても吸血鬼は結果的に生きていけず、吸血鬼同士の諍いは規模が大きくなれば各所に被害が出るため、争いをねじ伏せ調停する・安寧を保つヤクザの頭のようなことをしていたらしい。彼女の干渉能力は人間と吸血鬼、あるいは吸血鬼同士を強制的に同じテーブルにつかせるのにピッタリだったのである。
トラブルが大事になる前に両者を和解させ金を取る仕事を弁護士になる前から続けており、弁護士になった現在はそれを法の下に行っている。人間と吸血鬼の間を積極的に埋めようとするようになったのはドラルクが生まれてからで、実際人間と吸血鬼の融和では大きな役割を果たしたらしい。
実のところ人間に対して特段に情はないが、吸血鬼が生態的・社会的に人間と共にいなくては生きられないことを知っているため共に生きるものだとは考えている。法のもとに平等に、守るべき時は守り、守らない時は守らない。
アニメでは新年会で名前が、過去編で写真として姿が、そして、2期4話で正式に登場した。
余談
ファンからは、名前は有名な吸血鬼であるカーミラから取ったのでは?と言われているが真相は不明。日本の吸血鬼でありながら西洋風の名前を名乗っているが、上記の通りドラウスに合わせたものであることが明らかになった。
ちなみに、担当声優の田中敦子氏は某ゲームでカーミラを演じている。
アカジャでは、登場シーンに「ままーっ」の効果音を付ける。(父親のドラウスが「パパーッ」というファンファーレのような効果音を伴うため)
架空のVtuberことドラドラちゃんの衣装は、彼女の姿から少し連想されているのか日本服のような振袖がデザインされている。(ただしこちらは着物ではなく二次元的な巫女袖)