絶影(スクライド)

ぜつえい

『スクライド』の主人公の一人、劉鳳のアルター。

アルター結晶体によって母諸共命を奪われた愛犬「絶影」の骸から、劉鳳が初めて創り出したアルター。

鋭さと、静かでトリッキーかつ、その名通り「影すら消える」ほど俊敏な動きに特化している。

『正義』『規律』『バランス』を想起させる＋と－の意匠が、各形態にあしらわれている。

第一形態

両腕を拘束し、左半面を隠した白い人形のような姿。襟元から垂れる二本の青い帯状の鞭を自在に操って敵を翻弄する。

第二形態

腕の拘束を解き放った『真なる絶影』の名を冠する状態。

蛇の様になった下半身から分離した上半身は、第一形態の鞭の他にも、

両脇から「剛なる左拳・臥竜」と「剛なる右拳・伏竜」というミサイル状の武器を発射する。

『剣』ではなく『拳』、即ちロケットパンチである。

浪漫があんだよ、漢のコにはなァア!!!

第三形態

『他に何も要らない』と、抱き続けた信念と理想を極限まで渇望し、絶影と一体化した究極の姿。

全てを斬り裂く両肩の刃と全てを振り切る超スピードを獲得した。刃は取り外して一体化させ、手にもって剣として振るうことも可能。