「アインツェルカンプ!」
アインツェルカンプ(独:Einzelkampf)とは、ドイツ語で個人戦・一騎打ちを指す単語であり、
競走馬にも同名の馬がいる。
また、アトリエシリーズにおける剣士・騎士キャラの必殺技でもある。
ここでは主に、後者の方について記述する。
概要
初出はマリーのアトリエに登場するエンデルクの必殺技。
その名の通り、敵一体に対し強力なダメージを与える必殺技で、
以降のシリーズでも剣士・騎士キャラの必殺技として採用されていることが多い。
エリーのアトリエ
「私の攻撃を止められるか!」
エンデルクが使用。
加入時から使用できる。
必殺技ボタンを押すと使用。
真一文字と袈裟斬りの斬撃を放つ
リリーのアトリエ
「これが稀代の奥義!」
「我が奥義、食らうがいい!」
ウルリッヒが使用。
加入時から使用できる。
必殺技ボタンを押すと使用。
モーションはエンデルクの物と似ている。
とあるイベントを経ると強化され、モーションが変化する。
ユーディーのアトリエ
「止めよ!」
エスメラルダが使用。
袈裟斬りの後に逆袈裟斬りを放つ。
また、信じられないことに只のザコ敵がこの技を放ってくる。
大半の作品では卓越した剣技を持つ者でないと扱えない技のはずだが…それを"ザコ"が使うとはどういうことだろうか?
ヴィオラートのアトリエ
「アインツェルカンプ!」
カタリーナが使用。
エスメラルダと似たモーションをしている。
ユーディーのアトリエ同様、ザコ敵も使用してくる。
ザコ敵がこの技を使うのはユーディーとヴィオラートの2作のみである。
イリスのアトリエ エターナルマナ2
「あれは…!」
「フィーの使う、あの技とそっくりだ…!」
「その技は、アインツェルカンプ…」
「お願い、私の体!動いて!」
マックス、フィーが使用。
この作品ではスレイフ王家の秘伝剣術となっている。
なので使用者は基本的にはスレイフ王家の者となる。
ここから動きが改善され、「敵を翻弄する三次元的な動きで剣の連撃を放つ」という基本モーションがここから生まれた。
イリスのアトリエ グランファンタズム
「見せてあげる…私のリズム、誰に止められないよ!」
ネルが使用。
連撃を放ち終わった後に、敵にダメージが適応されるモーションが為されている。
マナケミア
「これで…やってみせるんだ!このまま行け!」
ヴェインが使用。
背中から複数の鏃のようなものと鎖を伸ばして敵を攻撃した後、巨大な剣で串刺しにする。
ロロナのアトリエ
「この私の剣戟、見きれるか!」
[ジオ>ルードヴィック・ジオバンニ・アーランド]が使用。
ここから3Dモデリングが使用され始めたのでより動きが華麗になった。
複数の剣戟を放つ。
*余談
技の形態は使い手によってさまざまであり、剣がすっぽ抜けて敵の頭上から突き刺さったり、一騎打ちなのに合体技だったり、果ては月ごと相手をぶった斬ったりと単体攻撃と言う点以外は共通点はほぼないといってもいい。
また、シリーズによっては住民にもその名が浸透しており、子どもたちがごっこ遊びでこの名を使っている描写もある。
リラ・ディザイアスは鍵爪でアインツェルカンプを使用した、剣技とは一体…