概要
アクションアドベンチャーゲーム「デトロイトビカムヒューマン」内にて、自由意志や感情などの人間性を持つようになったアンドロイド、「変異体」が信仰する概念。
字幕では「rA9」だが、ゲーム内では「RA9」と表記される事もある。
rA9
変異体となったアンドロイドが共通して抱く概念であり、「救世主」などと表現される。
壁などにひたすら「rA9」と書く、救いを求めるメッセージを書く、彫像に草花等を捧げる、等でその存在を信仰している。
その様はまるで神話や宗教における「神」のような扱いである。
コナー編であるチャプター8【尋問】では、事件現場で「rA9」の文字を証拠として目撃していると描き込んだ変異体に直接その正体を問い詰めることが出来るが、酷く曖昧な供述しか出来ず、それ以上の追求は出来ない。
同じくコナー編、チャプター26【カムスキー】でもアンドロイドの生みの親であるイライジャ・カムスキーへ(選択肢次第だが}直接rA9について聞くことができる。
何かを隠しているかのような含みのある言い方ではあるが、こちらでも確証に至るような情報は得られない。
他のチャプターでも変異体が留まっていた場所ではrA9に関するものが頻繁に描写されるが、当の変異体でも正体を知っている者はおらず、結局どのルートでも人間なのかアンドロイドなのかすら不明なままこのゲームはエンディングを迎える。