KOFEX
きんぐおぶふぁいたーずいーえっくす
『KOF EX』(ケーオーエフ イーエックス)とは、GBAで発売されたKOFシリーズ。副題はそれぞれ「NEO BLOOD」と「HOWLING BLOOD」
概要
当時のSNK(プレイモア)とマーベラスエンターテイメントからゲームボーイアドバンスで展開されたシリーズ。
二頭身にデフォルメされているGB版の『熱闘シリーズ』やネオジオポケット版の『Rシリーズ』と異なり、グラフィックは従来のものとほぼ同じ頭身で表現している。
2作品が発売されており、両作品ともゲームシステムはストライカー要素がある『'99』、『2000』がベース。
ストーリーはオロチ編の続編であり、新設定として「三種の神器」を守護する「十種神宝」のキャラを中心とした物語が展開されるネスツ編のパラレルシナリオ。
当時のSNKスタッフによるとマーベラスエンターテイメントからの持ち込み企画であるらしい。また、国外向けにも2作目をベースとして移植作されており、『The King of Fighters Extreme』として発売されている。
また、『EX2』の隠し要素で「零児、リョウ、拳崇」の三人でチームを組んだ特殊ストーリーでは、初代『龍虎の拳』の物語を意識したパロディシナリオが観られる。
『EX』シリーズの続編はその後も発売されず、十種神宝の人物も全員が判明していない等、未完の状態となっている。
だが、2015年12月と2021年3月に、当時のKOFシリーズに関わったシナリオライター嬉野秋彦氏は自身のツイッターにて「KOFEX」シリーズの裏話をツイート。
当時の没キャラクターとして「那智」や「寿福大輔(じゅふくだいすけ)」等、様々なキャラクターがデザインされていたという。