里崎智也
さとざきともや
概要
高校時代はキャプテンも務めていたが県大会3年生でコールド負けを喫する。
その後帝京大学に進学し、主力打者としてリーグタイ記録となる4試合連続本塁打を打つなど活躍し、1998年ドラフト2位で千葉ロッテマリーンズを逆指名して入団。
ルーキーイヤーから2度の手術にリハビリなど苦労していたが、2003年以降一軍に定着し、2005年以降はロッテの日本一に貢献し、第一回WBCにも出場するなど、リーグを代表するキャッチャーに成長した。
2010年、左肩のガングリオン(良性の腫瘍)を押して試合に出続け、下克上達成に貢献した。
2014年、現役を引退した。
2015年6月から芸能事務所「レプロエンタテイメント」に所属している。
鼻の下のほくろがトレードマークで、彼を描くには欠かせないものである。
選手としての特徴
独特のアッパースイングが特徴。確実性に欠けるが長打力があり、6年連続2桁本塁打を達成したこともある。特に満塁の場面やCS、日本シリーズといった大舞台に強い。
ただしライアン・グリン投手は極端に苦手で、「1シーズン対戦して1~2本しか打てなかった」らしい。
捕手としては送球の早さと盗塁阻止率の高さ、パスボール(後逸)が極めて少ない事が特徴。
引退後
引退後はロッテのスペシャルアドバイザーへの就任を皮切りに、その風貌とは想像もできぬ強い個性を活かし、野球評論家・野球講演会を始め解説者やタレント、社会人野球の臨時コーチ等として多岐にわたって活躍している。
2019年3月26日に自身のYouTubeチャンネル「里崎チャンネル」を開設し、YouTuberとしても活動していく旨を語った動画を投稿した。元々はビックリマンのプロモーションの一環で4月22日の動画を以って投稿が一時期滞ったが、8月7日よりアシスタントにフリーアナウンサーの袴田彩会氏を迎え入れて再始動し、ほぼ毎日動画を投稿している。
野球素人にもわかりやすい解説に加え、彼自身の理路整然とした野球理論、日米野球界の裏事情に対する歯に衣着せぬ論調、閉塞感が漂っている球界ルールに対しては奇抜で斬新なアイデアを提案するなど、内容は押し並べて高評価を受けており、野球選手YouTuberとしてはダルビッシュ有投手に次ぐ登録者数を誇る。
また同じ野球選手YouTuberでもある高木豊氏や、サッカー選手YouTuberの那須大亮氏ともコラボ共演を何度もやっており、野球談議に花を咲かせて、視聴者に明るく楽しい番組を提供し、より一層な活躍を期待されている。
常々唱えている野球論は「(自分が監督であるとした場合)守備力が一軍レベルに達していれば後はそれ以上の守備力に関係無く打つ方を使う」「一軍レベルの最低限の守備力の無い奴は打っても使わない」である。これは自身のポジションであった捕手に対しても例外ではなく「キャッチング、ブロッキング、スローイングが一軍レベル」なら後は打つ選手を優先するという考えを持っている。