夜魔レムルース
やまれむるーす
概要
『デジタル・デビル・ストーリー女神転生Ⅱ』に登場する仲魔にできないEVIL属性の種族“夜魔”の悪魔。
鱗のような表皮の黄色い球体の中に紫色の髑髏と骨になった腕が生えている、種族最下位のLV12の悪魔で、序盤に出現する雑魚故に印象は薄いが、接触した者のHPを吸収する「デスタッチ」と金縛りにする魔法「シバブー」を持つ。
モチーフはローマ神話における、騒がしく人を怖がらせる有害な死霊「レムール」の複数形で、完全に悪霊であるラルヴァ(上位種ラルウアイとして登場している)と同一視されることもある。
『真・女神転生』ではディテールアップされ動的なポーズとなり、種族が変更された“悪霊”レムルースとして登場し、何故か『女神転生Ⅱ』のラルウァイと色が逆になっている。
こちらもLV14と序盤に登場する悪魔で、衝撃系「ザン」、命中率デバフの「スクンダ」、魔封じ「マカジャマ」を持つ。
なお作中では「新宿都庁前広場」で、処刑されそうになっているヒロインの救出を邪魔する、戦闘員的な悪魔の一種としても登場している。
GBで発売された『ラストバイブル』でも登場するが、何故かてるてる坊主のような姿で、『ラストバイブル2』では髑髏と骨になった腕を持つ霊体、『ラストバイブル3』ではまるで球体のようなアブルリー系の口の中に目玉がある姿。
悪魔設定であった鈴木一也氏がPC用に制作した『偽典・女神転生』では、黒い球体から白い髑髏と腕が伸びた悪霊である。