概要
初出は『デジタル・デビル・ストーリー女神転生Ⅱ』で、仲魔にできないEVIL属性の種族“夜魔”の悪魔で「ラルウアイ」表記。
鱗のような表皮の赤い球体の中に白い髑髏と骨になった腕が生えている、種族中堅のLV25の悪魔で、接触した者のHPを吸収する「デスタッチ」と金縛りにする魔法「シバブー」、「エナジードレイン」を持つ難敵である。
モチーフはローマ神話における悪霊であるラルヴァで、ゲーム内では下位種の悪魔として人に害を与える死霊レムルースも登場している。
『真・女神転生』でディテールアップされ動的なポーズとなり、種族が変更された“悪霊”ラルウァイとして登場したが、何故か『女神転生Ⅱ』のレムルースと色が逆の青い球体に黄色い髑髏になっている(『旧約・女神転生』では『真Ⅰ』と同じ)。
大破壊後の六本木や銀座などに登場するLV23の中堅悪魔で、スキル構成が『女神転生Ⅱ』と同じの油断ならない敵悪魔であった。
GBで発売された『ラストバイブル2』では髑髏と骨になった腕を持つ霊体、『ラストバイブル3』ではまるでペルソナシリーズのアブルリー系の口の中に目玉があるような姿。
悪魔設定であった鈴木一也氏がPC用に制作した『偽典・女神転生』では、黒い球体から白い髑髏と腕が伸びた悪霊である。