概要
初出は『ソウルハッカーズ』。
モチーフはローマ帝国の記録に残る、ドルイドが生け贄を閉じ込めて焼いたという巨大な木組みの人型「ウィッカーマン」。その血なまぐさい由来からか、悪霊族の最上位種として登場。
即死魔法「ムドオン」と万能系の範囲強攻撃「悪魔の産声」のスキルを持つ。
なお言葉遣いは、見た目(女形ではあるが)や出自とギャップがある「女の子」タイプである。
史書等で見られる描写(現物は残っておらず中世の人々がイメージした想像図が知られる)を大いにアレンジした、ケルト風の装飾が施された張り子人形のような姿をしており、デザイン担当の金子一馬氏によって全身バージョンのラフも描かれたが、収まりが悪かった(グラフィックの枠と同時に、描いた金子氏が違和感を覚えたと言う。二重の意味で)ため、製品版では上半身型の駕籠にアレンジされた。
『真・女神転生Ⅳ』では低レベル悪魔で、衝撃魔法「ザン」、風邪付与の「パンデミアブーム」、仲魔にすると所持品のストーン系アイテムで攻撃してくれる「道具の知識・攻」を覚える。
『真・女神転生ⅣFINAL』では高レベルの悪魔に変更され、魔封じ魔法「マカジャマ」、全体衝撃魔法「マハザンマ」、敵のニヤリ状態解除の「マガオン」の他、育てると「電撃耐性」を取得する。