概要
熱可塑性プラスチックの一種で、エチレンが重合した構造を持つ。
最も分子構造が単純なプラスチックである。非常に低コストで製造できる上、フィルムにも繊維にもでき、強度があり、水や湿気を通さず、耐久性に富み、様々な色に染めることができることから、プラスチックの中でも最も大量に生産され、幅広い用途に活用される。
ただし、熱には弱い(使用限界は70~90℃と言われる)ため、ポリプロピレンなどと違い電子レンジなどにかけることができない。また紫外線には弱く、対候性には難がある。屋内でも長年使っていると紫外線の影響で強度が劣化したり変色したりする。
ポリ袋やポリタンク、ポリバケツなどは、ポリエチレンで作られていることからこの名で呼ばれる。
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ポリプロピレン...ポリエチレンの次に大量に生産されるプラスチック