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トゥルイの編集履歴2012/05/22 01:20:51 版
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トゥルイ

とぅるい

モンゴル帝国初代大汗(皇帝)のチンギス・ハーンと正妃ボルテの四男。モンケ、フビライらの父。父の死後、三兄オゴタイ即位まで監国として国をまとめ、猛将としても知られた。兄オゴタイに先立ち死去。

概要

(生没年1192年~1232年)

名は「トルイ」とも。母はボルテジュチチャガタイオゴタイは同母兄)。モンゴル帝国成立後、チンギス・ハーンに従って転戦し、父の死後は三兄オゴタイの即位まで監国として国をまとめ、父の遺産の大半を得た(※)。

オゴタイが二代目の大汗(だいハーン)に即位後、自ら兄に従う形で自勢力の指揮権を返上。その後は金朝の軍の主力を破るなど戦功を挙げたが、オゴタイの軍と合流して帰還する途中に急死した。

死後、次男フビライが五代大汗となった際には叡宗の廟号を贈られ、景襄皇帝と諡されることなった。

※:当時の遊牧民族は末子(モンゴル語でオッチギン)が父の遺産を存続する風習があった。

家族

正妃であるソルコクタニ・ベキとの間には四人の息子が居た。

  • 長男:モンケ(モンゴル帝国四代大汗)
  • 次男:フビライ(モンゴル帝国五代大汗、大元初代皇帝)は
  • 三男:フラグ(イル・ハン国開祖)
  • 四男:アリクブカ(モンゴル帝国五代大汗の座を次兄フビライと争った)

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