ゲーム概要
セガのガンシューティングゲームといえば、1996年(平成8年)からアーケードで稼動開始された「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド」シリーズを指すのが一般的となっている。
しかし、実はそれ以前にもセガはガンシューティングゲームをリリースしている。
それが『バーチャコップ』シリーズなのである。
バーチャコップとは、セガのアーケードゲーム(ガンシューティングゲーム)である。1994年稼働開始。MODEL2基板を使用。後に2,3と続編が発売されている(2はMODEL2A、3はXBox互換基板のChihiroが使用されている)
ゲームシステム
基本システムはオーソドックスなガンシューティングのルールを踏襲している。プレイヤーは物陰に隠れることはできないため、画面内に敵が出現したらむこうから撃たれる前にすかさず撃ち返さねばならない。
敵が出現すると丸い円(ロックオンサイト)が現れ、これが赤に変わるとダメージを受ける。
弾薬の装てんは画面外にコントローラーを向けて発砲することで行われる。
敵によっては倒すと強力な銃火器(弾数制限あり)を落とすことがあり、これで攻撃することもできる。
従来のガンシューティングゲームにおける「どの敵が最初に、いつ攻撃してくるのかわからない」という問題への本作のアプローチが「ロックオンサイト」である。最も危険な敵を明示的に指し示すことでどの敵を狙うべきかが、そしてゲージによっていつ撃たれるのかが直感的に理解出来るようになり、ガンシューティングのハードルを大きく下げた。
ストーリー
舞台は架空の大都市バーチャシティ。
プレイヤーは警察組織「VCPD」の隊員となり、街の治安を乱す犯罪組織の対処にあたる。
関連タグ
エラーゲームリセット:登場キャラクターの名前がセガの過去作から採られており、バーチャコップも登場する。ちなみに、公式絵を見てみると通常状態の『ANODE』の時はアップライト筐体のガンコンが元と思われる青いガンコン(1P)を持っており、悪落ち状態の『CATHODE』ではふとももに付けたガンホルダーに赤いガンコン(2P)をさしているのが確認できる。