概要
ホテル「ラストリゾート」のオーナー。名前の由来は恐らく「パウダー」と「粉」だと思われる。
今紫色の毛髪と藤黄色の瞳を持つ女性。高身長で、背中が思い切り空いたドレスを着ており、妖艶な雰囲気を漂わせている。美しさに敏感らしく、お客の前でも欠かさず常備しているパフで化粧をしている化粧時は、手鏡を使用している)。
ペットにネコを飼っている。
ルイージたち一行をホテル「ラストリゾート」へ招待し、手厚くもてなすが…
正体
その正体はオバケ。発売前の公式hpにも紹介されていた通り、過去にルイージと何度もやりあってきたキングテレサの大ファン。サングラスを掛けていたのは瞳孔が無いのを隠し、オバケであることを悟られないため。
キングテレサと共謀し、ルイージの復讐に燃えるキングテレサを手助けすべく、ルイージ一行をホテルへ招待という名目の罠を仕向けていた。
また、ルイージ一行が来る前にオヤ・マー博士にも招待状を送っており、「博士のオバケを見せてくれる代わりに自分のオバケコレクションをタダで差し上げる」とそそのかしてホテルへとおびき寄せ、閉じ込められていたキングテレサを開放することに成功。オヤ・マー博士を額縁の中へと閉じ込めていた。
本性を現し、ルイージに額縁の中に閉じ込めたマリオたちを見せつけ捕まえようとするも最後の最後でルイージに逃げられてしまい、オバキュームによって、またしてもオバケたちをスポスポスポスポスポスポスポスポ吸い込まれ、怖がりなのにどんどんとフロアを突き進むルイージに、段々と怒りを募らせていく。
最上階にて
最上階である15階「ペントハウス」で待ち構え、自身が居座る部屋にはマリオの絵を飾っている。
序盤でルイージに逃げられたことが計算外だった旨を明かし、相次ぐフロア陥落でキングテレサの信用を失い、さらに大事なペットであったオバケネコも吸われてルイージに怒り心頭。
その際に化粧が崩れて顔をあげてみると、髪はボサボサ、肌もシワシワ、体も痩せこけた老婆の姿が…。
本人以外の他者が知る姿は、コナー自身が欠かさず施していた化粧による仮初の姿であった。
怒りのあまりに化粧が落ちていたことに気づいて、再び化粧をするといつもの顔に戻り、今度こそキングテレサに認めてもらうべく、自ら手を下そうとルイージに襲い掛かる。
今作の1体目のラスボスとして登場。
部屋中央の機械から発射されるレーザーで攻撃する。
赤いレーザー攻撃はひたすら逃げることが最適解。
四色のレーザーがゆっくり迫ってくる攻撃では自身も鏡をぶつけて攻撃してくる。勢い余って床に鏡が刺さったときにストロボを当てることができるが、レーザーを消さないと引っ張られてレーザーでダメージを受けてしまう。
レーザーはグーイージで床下のスイッチをオフにすると消えるが、グーイージ操作中もレーザーやコナーがルイージを襲う上、床下に水が流されることもあるため、なかなかの強敵。
結末
ルイージに敗れ、手下のオバケたちと同じ様にオバキュームへと吸い込まれるが、その直前に自身の化粧が落ちている事に気づくと、(わざわざ吸い込み中のルイージにタンマをかけてまで)慌てて化粧を施して、元(仮初)の姿に整え直し、ポーズを決めながら吸い込まれていった(化粧をし終えるまで、ちゃんと待ってくれているルイージもルイージで紳士的である)。
その後、ホテルの屋上にて仲間を全員開放したルイージと対峙したキングテレサは、コナーが敗れた事を悟ると、ルイージだけでなく彼女に対しても怒りを顕にし、一応は自分を解放してくれた恩人である筈の彼女を「ぜんっぜん役立たずだったじゃねーか!!」と悪態を吐き、怒り狂っていた。不憫。
エンディングではキングテレサや、ペットのオバケネコと共にカプセルの中に封印されてしまっているが、三度ルイージに敗れた事でご機嫌斜めなキングテレサと違い、その隣にいられる事だけでも嬉しいのか満更でもない表情を浮かべていた。
余談
キングテレサの大ファンを自称している通り彼女のいるペントハウスはこれでもかとキングテレサのグッズや美術品が置かれている。そしてそのグッズも沢山ありキングテレサ型のクッションにキングテレサ型の壺、キングテレサ型のスリッパなど様々。また彼女の居座る部屋の扉もキングテレサの形をしているだけでなくこの階層で手に入る宝石の形とキングテレサという凄まじい凝りっぷり。また絵画に関してはコナーがキングテレサと一緒にボートの上で夕焼けを眺めている絵やまるで見つめ合うように飾られたコナーとキングテレサの肖像画があったりと本当にキングテレサの事が大好きなようだ。