概要
イラストレーター:牟草るふ
CV:檜山修之
職業:プロゲーマー
虎の獣人の様な姿をした、アメリカ育ちの宇宙人。顔は上半分をバイザーで隠している。
年齢不詳のプロゲーマーで、基本的にどのような分野でもゲームならばトップクラスの腕前を持っており、本人も強い自信を持っている。ただし、運ゲーは苦手な模様。
電脳ヒーローとして電脳世界で活躍しており、かつては現実世界でも活躍していたが、いつからか突然姿を表さなくなったらしい。また、プロフィールによるとある時期から戦闘スタイルも変わっているとのこと。どうやら目指している目標の人物がいるらしい。
容姿と普段の落ち着いた言動に対してやや短絡的で自分本位な面が目立つ。イベントでの初登場時は活躍しようとするあまり身勝手な発言や行動を取り、功を焦って空回りする様子を見せていた。またホーム画面のボイスで素の性格が現れる時はやたらと子供っぽい様子も見られるが…?
正体
実は彼は本当のリグザではなく、元はヒーローですらない。彼の正体は電脳ヒーローリグザの実の息子である。
本来のリグザはカイブツに喰われることで死亡しており、それによって大勢の人々からその存在は忘れ去られてしまった。しかし、ヒーローとしての素質があった今のリグザはカイブツによる記憶の改変を受けなかったため、自分が愛し尊敬していた大切な父親を忘れることはなかった。
そして誕生日に父親から用意されたメッセージによって父のパソコンを見て、その中にある父親の電脳世界用のアバターを発見。それを使って再び父、リグザの名を広めようとしていた(父親のヒーロー事務所には事情を知らせており、プロゲーマー選手兼PR用のマスコットとしてその行動を認められていた)。それからそのアバターを使って様々なゲームで活躍していた。
イベントでは、同じ様にヒーローや観測者としての素質を持つ人はリグザの存在を覚えていたため、リグザの事情が公にされていなかったこともあってゲームの世界で開かれる、ヒーロー専用の大会に正式なヒーローとして参加を呼びかけられた。これを見たリグザは、この大会で優勝すれば人々の中にリグザを復活させられるとして、出場を決意した。しかし焦りから仲間とのチームワークを蔑ろにしてミスを連発してしまい、とある試合では手も足も出ずに敗北してしまう(ただし、これは相手がゲームの世界であるのを利用したチートによるもの)。更には本来ならば変身と同時に自分の能力が分かるにもかかわらず武器の間合いを間違えた事でトウシュウからも偽物だと勘づかれてしまう。
その後は自身の過去を主人公達に打ち明け、敗北や自分がチームワークを蔑ろにしていた自覚があったことから激しく落ち込むも仲間達から励ませれて立ち直る。
イベント終盤で様々なアクシデントが重なりカイブツによってゲームの世界とそこにいるヒーロー全てが消滅の危機に晒され、怯えながらも父の意志を継ぐリグザとして立ち向かう。そして仲間と共に巨大なカイブツの撃退に成功。大会は中止となったが父親からの借り物ではなく、自分自身がヒーローになりたくなったとして、リグザの名前を継ぎながらも父親を超えるヒーローになるという、新しい夢を持つ事になった。
その後主人公達と再会した際に本来の容姿が判明。かなり若い青年で素顔は童顔気味の可愛らしい顔をしており、髪型と僅かな模様以外は父親と瓜二つである。また、ヒーローとしての姿もバイザー以外はそっくりそのままとなっている。
余談
リグザの本名
実は現在のリグザの本名は不明。
というのも基本的にヒーローは自分の本名を明かしており、戦闘中だけヒーロー名を名乗る(本名のままの場合も多い)が、リグザは父親から受け継いだ名前をそのまま使っているためにプロフィールやイベントでも一貫してリグザと呼ばれている。当然本名は別にあり、過去回想では名前が伏せられているが、詳細は不明。
高い人気
リグザは作中のキャラでもかなり人気が高いようで、エイプリルフールで行われた二つの企画に両方出ている。
恐らくはイベントでの活躍やデザインは勿論、素顔とのギャップ、そしてキスのインパクトが大きかったのだと思われる。
初登場のエピローグクエストでは別れ際に親愛の証として平然とキスを行っており、バレンタインでもチョコのお返しに欲しいものをあげるとして、チョコを渡すのかと思いきやまたもキスするなど、恋愛ゲームみたいなことを平然とやって退けている。
作品上ハグなどはよくあり、キスも選択肢次第では割とあるのだが、彼の場合は選択肢などを一切出されない強制である。最初は過去からの焦りもあってスキンシップの激しい様子をまるで見せず、素顔を明かしてからもその顔から子供っぽい性格だと思っていたら、照れる様子もなく平然とキスを行ってくる姿に衝撃を受けた人も多いだろう。
ちなみに、エイプリルフールの企画でも手の甲にキスをしている。末恐ろしい男である。