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無双竜機ボルバルザークの編集履歴

2012-06-01 21:26:43 バージョン

無双竜機ボルバルザーク

むそうりゅうきぼるばるざーく

無双竜機ボルバルザークとはデュエルマスターズのカードであり諸悪の根源である。

能力

無双竜機ボルバルザーク VR 火/自然文明 7マナ

クリーチャー:アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン 6000

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、他のパワー6000のクリーチャーをすべて破壊する。その後、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。そのターンの終わりに、自分はゲームに負ける。

スピードアタッカー

W・ブレイカー


概要

10弾から登場したカード。かっこいい

わかりやすく言うと出したらもう一度自分のターンを行えるが、その追加ターンに決着を付けないと自分が無条件で負けるという効果である。


発売当初は無条件で負けるデメリットが目立ち使われなかったが、全国大会で活躍し強力なカードと認められた。


だが・・・

公式大会や公認大会などではこのカードを使ったデッキが上位を独占する。

みんなは「次にこのカードが殿堂入り(1枚しか入れられないカードのこと)するだろう。」と思っていた。

しかしアクアンというカードが1枚だけだった。(ちなみにこのカードは2011年1月に禁止になった。)


こうして敵が弱体化する中ボルバルには何一つ規制が行われなかった為相対的に凶悪化、以降次の殿堂入りまで大会等でこのカードを中心としたデッキばかりで埋め尽くされた。

筆者は16人中15人というのを見たことがある。


強すぎる故の批判

このカードが与えた影響は大きい。

・ボルバルザークを入れてないデッキはただの紙束当然とも言われていた。

・どんなに強いカードが出てもボルバルザークのデッキに組み込まれている。

・引けないと負ける。

・運ゲー


等と皮肉られこのカードゲームはボルバルマスターズとすら言われるようになった。(似たような意味で、龍仙ロマネスクが暴れると噂されたデュエルロマスターズ、マーシャル・クイーンと星龍の記憶で最速3ターンキルのデュエルマーシャルズ、2009年と2011年にエンペラー・キリコが暴れたキリコマスターズという言葉がある。)

また、このカードを出すとゲームが終わるという点にも非難が集められた。


それ故にボルバルザークを禁止に!運動も行われた。


何故強いのか?

自分のターンをもう一度行えるので、自分のクリーチャーによる攻撃回数が増え、マナも再び使うことができる。

相手にターンが渡らないことによって、相手は反撃することが出来ず、対処が非常に難しい。


等、自分のターンが増えるのは非常に強力。


すごろくや人生ゲームでもう一度サイコロを振れるというレベルではない。


また、このカード自体もスピードアタッカーを持っている。

出したターンは普通攻撃できないが、こいつはすぐに攻撃が出来るのである。


負けるデメリットより勝つ為のメリットの方が大きいのだ。


主なデッキタイプ

ボルバルザークはその強さから環境に応じてデッキタイプを変えながらしぶとく最前線に生き残った。

主なデッキタイプを上げると

・ボルバルステロイド

 火と自然で構築された最初期のボルバルデッキ。ボルバルの歴史はここから始まった。

・ボルバルブルー

 ボルバルステロイドの弱点であった息切れを水で補った形。デュエルマスターズ史上最もタチの悪いデッキタイプの一つとされ、登場からボルバルのプレミアム殿堂入りまでの長い間最前線に生き残ったと同時にこのデッキを元に多数のデッキが派生していった。

・リーフボルバル

 アストラル・リーフ等を入れた、レギュレーションの関係で一時期のみ存在したデッキ。

・ボルバルホワイト

 ボルバルステロイドに光を入れたアンチボルバルデッキ。

・ボルバルブラック

 ボルバルブルーに闇を入れた四色のデッキ。

・除去ボルバル

 ボルバルブラックをより攻撃的にし除去呪文を多めに入れた、ボルバルブラック同様コントロール型のデッキ。

・カウンターボルバル

 除去ボルバルが流行すると共に除去ボルバルに対抗する為に質の良いアタッカーを入れた、対除去ボルバル用デッキ。

・バジュラズブルー

 ボルバルブルーにバジュラズ・ソウルを突っ込んだデッキ。

・除去バジュラズ

 除去ボルバルにバジュラズ・ソウルを突っ込んだデッキ。このデッキが考案された後にボルバルがプレミアム殿堂に格上げされたため、これがボルバルデッキの事実上の最終形態となった。


10年近くの歴史があるデュエル・マスターズにおいて、ここまでデッキタイプの多いカードは他に例が無く、それが約二年間もトップメタにいるだけに止まらずトップメタを独占していたのだから驚きである。

勿論、TCG界全体を見てもこのようなカードは殆ど例が無い。


2005年7月

このカードが出て2年後、ようやく殿堂入りとなった。

それでもこのカードは大会から消えることはなかった。

寧ろ、ボルバルザークを一枚しか入れる事が出来ない事により先にボルバルを引いた方が勝つと言う意味合いでは運ゲーが加速したとも言える。


2006年3月

ついにプレミアム殿堂(1枚も入れられない)となった。

こうして、約2年間に渡るボルバルマスターズに終止符が打たれる事となった。

しかし、その後強力なボルメテウス・サファイア・ドラゴンが登場。

代わりに大暴れすることになり、プレイヤー達にサファイア地獄を見せつけた。


ちなみにこのカードは1年も立たずに禁止になった。


転生版

後に子孫にあたるクリーチャー(ヒーローズ・クロスBOOK勝舞編参照)、ボルバルザーク・紫電・ドラゴンというカードが登場した。

こちらは大会ではあまり見られないが強力なカードである。


さらにその後に更なる転生版、ボルバルザーク・エクスが登場。

スピードアタッカー、W・ブレイカーは健在で、能力は「自分のマナを全てアンタップする」という、元のカードの「もう一度自分のターンを行える」能力を想起させるものに変更された。

しかしデメリット能力は一切無く、下手すると元よりかなり強くなっているのでは?と言われている。

第二次ボルバルマスターズは起こるのだろうか。


ちなみに

このような悪夢があったにも関わらず海外版では何の調整も行われないまま登場し、海外版デュエル・マスターズそのものを滅亡に追い込んだ…らしい(現在プレミアム殿堂に指定されているサイバー・ブレインと呪紋の化身は本家と比べると弱体化して登場した)。


関連タグ

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デュエルマスターズ チート

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