概要
ウィザーディング・ワールドの魔法生物。
スカンジナヴィア原産で、ヨーロッパの魔法界全般に生息する。
危険レベルはXXXX(専門知識を持つ魔法使いのみ取り扱い可)。
他の作品と違い「妖精」や「亜人」、「橋の下に住む」といった要素がなく、単なる悪臭を放つデカブツとして登場する。
大まかに川トロール、森トロール、山トロールの三種が存在する。
クィリナス・クィレルの専門分野の一つ。
棍棒や極簡素な衣類を作る程度の知能はあるが、魔法省の定める『ヒトたる存在』の基準(魔法社会の法律を理解するに足る知性を持ち、立法に関わる責任の一端を担うことができる生物)には遠く及ばず、動物に分類されている。
魔法使いの間ではトロールは「バカ」や「脳筋」の代名詞にもなっている。
中には人語を少しだけ覚えられるトロールもおり、そうした個体を調教してガードマンにする仕事がある。
1巻ではホグワーツに侵入してハーマイオニー・グレンジャーを襲い、助けにきたハリー・ポッターとロン・ウィーズリーと交戦。本来なら魔法学校の1年生が敵う生物ではなく、ハリーが捕まって殺されかけたが、ロンが半ばヤケクソ気味に唱えた浮遊術で倒された。
3巻ではグリフィンドール寮周辺の警護のため、訓練されたトロールが配備された。