ベートーベン、第九…
ウェ――――ンヘン、
ヒョ―――ンフェン、
ヒョンロンペンチョン、
フェンチョンペンチャン、
ピョ〜〜〜ロフッ!
ウェ――ディンロンフォン、
パンチョンペンチャン
ポイノイロンロン
ピーペプ!
ビーディルボーディル
ヘェンディンフォンデン、
フォーデルマイデン
ロンベルデン!
ハーマイロンガン
ビャービューローホー、
マーデルフォンデン、
ウィ――ベロー!!
概要
CV:堀内賢雄
ファウード復活の為にリオウに協力する魔物の1体。頭部が三日月型となっており、腕はバネのように伸縮する。ステッキを携えており、葉巻を好む。いも天が好物。主に光線を放つ術を使う。
ファウードに接近してきたガッシュ達と対峙。ブザライとの連携攻撃でガッシュ・キャンチョメペアを圧倒したが敗れ撤退する。この時「ザグルゼム」で強化された「バオウ・ザケルガ」を食らっても倒れないほどのタフさを見せた。
原作とアニメではその後の展開が異なっている。
呪文
- ガンズ・ギニス
無数の板状の光線を放つ。
- ギガノ・ギニス
束になった矢印状の光線を放つ。
- アム・ガルギニス
腕にエネルギーをまとって攻撃力を強化する。
- ゴウ・ガルギニス
身体を高速回転させて突撃する。
- ディオガ・ギニスドン
キースの最大術。無数の矢印状の光線を放つ。最終形態時には2つの円盤の様な物からも放たれた。作者によると、最終形態時の威力は通常時の3倍以上あるとの事。
- ドルギニス
バリーの「ドルゾニス」同様に腕にドリル状の光線を纏って攻撃する。
- バーガス・ギニスガン
大量の光弾を発射し、壁や天井に乱反射させて四方八方から攻撃する。
- キロン・ギニス
ムチ状の光線を発射する。
本編中の活躍
リオウの命によりファウードのもとへ降り立ったガッシュ達を奇襲する形で登場。
ブザライと共にガッシュ、キャンチョメと交戦。
登場早々ベートーベンの交響曲第9番の出来損ないのような唄(?)を前述のアレで熱唱し、清麿からザケルの洗礼を受けると共に「ベートーベンをバカにするなー!」と批判され、更にキャンチョメの「鉄のフォルゴレ」に対抗して更に熱唱。まさかの唄同士で激戦に興じてザケルガの追撃を味わった。
本格的な戦闘になるとブザライとのコンビネーションも合わせて一度は追い詰めるが、キャンチョメの新術「ディマ・ブルク」やフォルゴレの奮闘もありブザライを倒され、本人はバオウを受けつつも動ける状態であったがいも天が喰いたくなったので撤退した。
その後は拷問ゴッコ(アニメ版では拷問が放送コードに引っかかる為か、ただ遊んでいただけに)を興じた後はファウードの鍵の封印を解く為ディオガ級の最大術を披露していた。
なおガッシュ達との戦いで最大術を披露しなかったのはわざとであり、久々の戦いを愉しみたかったから。
ファウード復活後はファウードのコントロールがゼオンに移ったのをきっかけに、ゼオンを倒すべく パートナーも突っ込むほど躊躇なく ゴデュファの契約を行いファウードの力を得、身長が高くなる。ていうか手足がひょろ長くなった。
同じファウードの力を得たファンゴやギャロンと違って生来の愉快な性格をほぼ完全に保っていた。
ただしゼオンに対して何かしら理由を付けて戦いたがってなかったあたり、影響自体は受けていた様子。
ファウードのコントロールルームへの最後の関門でガッシュ達を待ち受け、自分側の術は通すがガッシュ側の術は通さない特殊な壁の罠との連携でガッシュ達を苦しめるが、ファウードに乗り込んできたかつてのライバルであるバリーと再会。
因縁の対決となるがエルザドルとの死闘を経て、心身共に一回り成長したバリーの前にはかつての自分などに拘っていたキースは敵ではなく力量、精神力共に圧倒。再びファウードの力でパワーアップした。
二つのファンネル状武器と厚切りナルト風ボディを得て彼を上回る力を得るも、バリーへの怯えは拭えないままだったので結局は実力をまともに発揮できず一方的に敗北。
最期はガッシュ達を全滅させるためのトラップを発動させながらも、その行為を自己嫌悪しつつも、自分なりにバリーを称賛するような台詞を残して魔界へと帰っていった。その際の言葉にバリー自身も思う事はあったようだ。
戦いが終わった後もバリーと同じ学校に通っているが、ロデュウやツァオロンも加入しており、教室の空気は三人の威圧感でかなり重苦しい事になっている。
本の持ち主
ベルン
CV:滝知史
キースの本(ハニースィート)の持ち主の男性で赤い鼻が特徴。キースと同様にいも天が好物。
映画監督をやっており、その時の癖で呪文を唱える筈が「アクション!」と叫んだことがある。